AM 9:00 Temperature 15.8℃ Humidity 68% 晴れ October 29,’22(Saturday)
今朝は、よく晴れて気温も高めですが、少々風があります。
馬場は、ベストコンディションです。
私は、女子プロゴルフの渋野 日向子選手に期待を寄せています。
彼女は、アメリカに渡ってからは、不調で浮き沈みの激しいゴルフを展開しています。
人は、失敗が続くと、どうしてとかどんな工夫をすればいいかと考え始めます。しかし、この考え始めることが、不調を更に深めて、更に不調が続き自信を失っていくのです。
考えてはいけないことを考え、考えなくてならないことを考えられなくなってしまうのです。
そのことに、本人は気付けないのです。
自分の才能を、知らないのでこういうことが起きるのです。
彼女は、類い希な才能の持ち主なのです。その才能とは、感覚であり、この感覚に基づく感性です。
これまでの彼女の好調は、感覚に任せてゴルフをしていたからなのですが、失敗が起きると、その才能を捨ててものを考えるようになって、これまで持っていた感覚の才能を殺していることに気付けなくなってしまうのです。
多くの天才的アスリートが、一度の失敗を機に、それまで常勝だったのが勝てなくなるのは、殆ど考えてはいけないことを考えはじめ、考えなければならないことを考えなくなってしまっているからなのです。
例を挙げれば、浅田真央選手、柔道の井上康生選手、鈴木誠司選手などです。
彼女は、これまで良かったときのように、感覚型ゴルフに戻らなくてはなりません。
感じとった感覚について、あれこれ考えることは大いにやるべきですが、感じる前に考えることは一切してはならないのです。そして、プレーは、自分が捉えている感覚を信じてすることで、必ず成功の道が開けるのです。
多くの人が、スポーツをするときに、考えてはならないこと考え、考えなくてはならないこと考えないのです。
感じたことについてあれこれを考えることは難しく、失敗しないようにとか、セオリーとかは、考えやすいのです。
考えやすいことは、考える必要がありません。
私は、今何故こんな感じを受けているのだろうかと考えることは必要なのです。そしてこのことが重要なのです。
受けている感覚についてあれこと考えることで、感性が豊かになっていくのです。しかし、理論や失敗の原因などについてあれこれ考えれば、感性の才能が失われてしまうのです。
失敗から、学ぶものはありません。成功から人は、学ばなければならないのです。
コメント