AM 8:55 Temperature 3.1℃ Humidity 58% 晴れ January 8,’24(Monday)
今朝は、冷え込んでいて、霜が降りました。
馬場は、ベストコンディションです。
馬の歩様は、4種類あります。 常歩(Walk)・速歩(Trot or Jog)・駈歩(Lope or canter)・襲歩(Gallop)の4種類です。
馬の駈歩と襲歩にはリードがあります。紛らわしいのは、リードと手前という名称です。
日本では、リードと同じ意味で使う場合と異なる場合があって、サークルの方向も手前という言い方をします。従って、あまりものを知らない人には、常歩と速歩にリードがあるように思い込んでしまっている人がいますが、これは間違いです。
常歩と速歩は、左右対称の歩様ですので、リードはありません。
駈歩には、リードがありますが、何故あるのでしょうか。それは、馬の脊椎の柔軟性がないことが主要要件です。
つまり、馬の脊椎が曲がらないものだから、合理的に運動エネルギーを作用をさせるために、馬体の対角線を運動エネルギーが通るようにして、第4肋骨にある重心を通るようにしているのです。
運動エネルギーが重心を通るためには、外方後肢と内方前肢が直線上に位置する(二蹄跡運動)ようにしているのです。
このことで、駈歩の運歩は、①外方後肢 ②外方前肢と内方後肢 ③内方前肢という順序で動いています。
初心者が、駈歩を上手くできない理由の一番は、馬を推進できないことですが、次に、外方後肢と内方前肢を一直線上に位置させることができないことが原因なのです。
従って、初心者は、ある程度馬を推進できるようになった場合、馬のフレームワークの練習をするべきなのです。そして、二蹄跡運動が常歩や速歩で、自在にできるようになることが必要なのです。
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