Arena Condition(乗馬の駈歩相談室)

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AM 9:20 Temperature 6.3℃ Humidity 56% 晴れ February 24,’24(Saturday)

今朝は、久々のお日様が拝めるように晴れましたが、風が冷たいです。

馬場は、VW 状態です。

さて、乗馬には、バランス.ドライブ・フィールの3要素が重要ですというお話をしました。

この中でフィール(感覚)の養成が一番難しい要素で、最初は誰でもが、馬がどうなっているとか、馬の4肢が何処にあるかなって解りません。

しかし、般若心経の中に、色即是空 空即是色という言葉があり、数学では、0の発見が数字の中で一番遅く発見され、0の発見によって、数学は数段飛躍を遂げたといわれているのです。

何が云いたいかといえば、 宗教での空と数学の0と乗馬の初心者が解らないという感覚は、同じだということなのです。

何故ならば、解らないという感覚なのだということになれば、数学の0であり、宗教の空なのですが、解らない感覚を、そのまま無視してしまえば、空ではなく無になってしまい、何も産み出さなくなってしまうのです。

言葉に出来なくても、また理解できなくても、何らかの感覚を得ているのであるから、無にせず、解らないという感覚であると、自分の中に特定することが必要なのです。すると、いずれ何らかの変化が現れた時、解らない感覚に変化が起きたことを確認できるのです。これを繰り返せば、その内にその感じを理解できたり、ことばに翻訳できるようになるのです。

初期に解らないからといって、無視してしまえば、その人の感覚は、何時まで経っても訪れることがなくなってしまうのです。

何事でも、感覚から始まって、その後にそれを変化させたり工夫をしたりしたとき、感覚の変化が現れ、(その変化には、変化しないことも含まれる)その直後に結果が出ます。このことによって、感覚が試行錯誤を挟むように存在することによって、我々は、現実を把握できるようになるのです。

現実を把握できれば、進化することができるのです。

この進歩を邪魔するのが、解らない感覚を無視することなのです。解らない感覚を特定することが、進歩の始まりなのです。

解らない感覚を無視すれば、宗教上の無になり、存在そのものがなくなってしまうのです。解らない感覚を、解らないという特定をすれば、数学上の0であり、宗教上の空なので、それが1になり100になり得るのです。

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