AM 9:05 Temperature 23.1℃ Humidity 69% 曇り June 21,’24(Friday)
今朝は、霧雨まじりで曇っていて、予報では、雨が降ることになっています。
馬場は、水溜まりもなくなって、ベストコンディションです。
今更ながらに思うことは、多くの乗馬クラブでライダーの上達を真剣に考えられていないということです。
上達は、どんなライダーでも思っていることであり、ある意味で上達は、ライダーの全ての課題であります。
しかし、多くの乗馬クラブでやっていることは、部班や蹄跡運動であり、速歩ばかりで駈歩走行をしません。
その指導内容は、先ずライダーの姿勢であり、拳に一であり、脚の使い方なのです。
本当にこんなことが、乗馬の上達にどれだけ必要なのでしょうか。
部班と蹄跡運動は、ライダーが馬をコントロールできなくなる要因なのです。何故なら、馬は元々群れをなす動物で、且つボス社会を形成します。従って、部班や蹄跡運動をすれば、列の先頭の馬に他の馬は追随するようになってしまうし、蹄跡運動は、馬は蹄跡を選択して、ライダーのいうことよりも蹄跡を優先するようになってしまうのです。
馬をライダーがコントロールでき難い環境が、部班と蹄跡運動なのです。
そして、初心者に速歩ばかりをして駈歩をしないのは、初心者が駈歩をすれば馬が暴走してしまうので、これを避けるために、初心者に速歩をするのです。これは、初心者が駈歩をしても、暴走しない馬のトレーニングがそのクラブのトレーナーができないということなのです。
初心者の上達に必要な馬は、「軽い扶助で駈歩をし、決して暴走しない馬」なのです。
ライダーが馬をコントロールするには、初心者のでも上級者でも、馬を推進することが最も重要なことなのです。
そして、推進は、第一歩で最終ゴールなのです。そしてまた、馬の動きをコントロールするための必須要件なのです。
推進ができれば馬のメンタルを支配できるし、メンタルが支配できれば、馬を推進ができるのです。
従って、ライダーが馬を推進できることは、乗馬の第一歩で、そのためにライダーは、何を身につければできるのかを重要課題として、ライダーは練習することが重要で、これができるようになることが、ライダーの上達なのです。
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