Arena Condition(乗馬の駈歩相談室)

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AM 8:50 Temperature 22.2℃ Humidity Hi  雨 June 23,’24(Sunday)

 

今朝は、大雨です。

 

馬場は、全面水が浮いて状態です。

 

昨日は、大局・中局・小局について書きましたが、中局や小局ということはあまり耳にしませんが、言葉の意味合いとしてご理解下さい。

多くの人にとって、中局が行動の発端になるので、意識がどうしても中局に向かいがちになります。しかし、実際に行動は、ミクロの世界で客体と接するわけですから、我々は小局に意識を向けて、その状況を感覚情報として認知する必要があるのです。

大局的見地が必要なのですが、小局と中局とを積み重ねていく内に大局が構築されるということがあるので、経験を積み重ねていく過程において、大局的見地を深めていけばいいでしょう。

しかし、中局を目指して、意識を小局に向け行動をすることができなければ、ものごとを成就することはできません。

このために、行動する前に、中局を成し遂げるためにどのような小局をしなければならないかを理解しておく必要があります。そうでなければ、小局に意識を向けることができませんので、このメカニズムを理解する必要があるのです。

例えば、駈歩を馬にさせるとき、駈歩は中局ですので、そのために、小局は、外方後肢を内方後肢へ向けてステップさせることなのです。

このためにライダーは、外方脚でプレッシャーを掛けます。そのプレッシャーにおいて、外方脚が馬体に接触してプレッシャーを掛けますので、ライダーは、その接触点に意識を向け、その接触点において、馬の外方後肢が内方前肢に向かってステップしているかどうかを感覚的に認知する必要があるのです。

ライダーの意図通りになっていればいいのであり、そうでなければ修正しなければならないことになるのです。

只、その前提は、初心者が外方脚を使ったとき、外方後肢が内方前肢へ向かってステップできる馬がなによりの条件なのです。そのような馬でなければ、ライダーに対し、小局に意識を向けなさいといっても、成功体験ができないのです。

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