Arena Condition(乗馬の駈歩相談室)

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AM 8:50 Temperature 25.7℃ Humidity 78% 曇り  July 16,’24(Tuesday)

 

今朝は、薄日差す曇りです。

馬場は、ウェット状態です。

 

これまで勘違いしていました。

それは、感覚的なことは、感覚を訓練してからでないと、なかなか分からないと思っていましたが、このことは、間違いだと気づいたのです。

例えば、レインハンドを動かしたときや脚を使ったときは、ライダーは、何らかの意志を以て行っているわけです。従って、プレッシャーの馬体に接しているところで何が起こっているかは、ライダーがその接点に意識を向けさえすれば、そこで起きていることは分かるのです。

しかし、ライダーが馬にプレッシャーをかけているとき、駈歩をするとか左サークルを描くとかという目的があります。従って、プレッシャーをかけているところへ意識を向けなくなってしまうのです。

プレッシャーの接点で起きるドラマの延長線上に、駈歩やサークルがあるわけですから、そこに意識を向けてもライダーにとって、何らリスクはないわけです。

プレッシャーの接点では、重いとか軽いとか硬いとか柔らかいとか反応がないとかいう感じを受けているのです。ところが、上級者は、後肢の踏み込みが浅いとか動かないとかいう感じを持っているというのです。しかし、これは、感じていることではなく、類推しているわけで、感じていることは、言葉にできないような理屈張ったことではないはずなのです。

誰でもが、プレッシャーの接点に意識を向けさえすれば、そこで何が起きているかが分かるのです。

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