Arena Condition(乗馬の駈歩相談室)

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AM 9:15 Temperature 34.7℃ Humidity 52% 晴れ  July 29,’24(Monday)

 

今朝は、風もなく暑く、既に34℃を超えています。

馬場は、ドライ状態です。

 

乗馬は、生物を相手に行うスポーツで、我々は生きものに乗っています。しかし、本当に生きものに乗っているという自覚を持っているライダーは、何人いることでしょう。

生きものに乗るということは、そのときやその馬によって、同じこと伝えようとしても、その言い方やプレッシャーのトーンや強さや速度によって、伝わり方が違ってしまうものです。まして、コミュニケーションの相手が同じ人間であれば、言い方によって同じことを伝えようとしても、相手が変わったり、同じ人間でもその日の精神状態によったり、伝わり方が違ってしまうものなのです。

従って、相手の反応を見て、言い方やプレッシャーのかけ方をアジャストして、より伝わりやすくしようとするものなのです。

このアジャストメントのスキルが、乗馬の技術なのです。

人間は、その能力を潜在的に持っている能力なのです。しかし、固定概念によって、ライダーの姿勢や脚やレインハンドを一生懸命同じように使えるように指導しているのです。これは全くの間違ったものなのです。

そのときそのときに千変万化するのが、コミュニケーションなのです。

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