AM 8:50 Temperature 14.5℃ Humidity 78% 晴れ November 16,’24(Saturday)
今朝は、よく晴れて風もありません。
馬場は、ウェット状態です。
馬の抵抗は、馬が自然な状態に戻っていると考えています。従って、馬がライダーのいうことを効くというのは、自然ではないという状態なのです。
プレッシャーのエネルギーには方向性があって、その方向に従うのは、不自然なことなのです。何故なら、プレッシャーの方向に逆らうことで、自分の安全が守られると考えるのは自然界では当然であり、もし、プレッシャーの方向従えば、肉食獣に食われてしまうわけです。
つまり、馬がライダーに抵抗を示すのは、当たり前のことなのです。しかし、馬がライダーのいうこと効くということは、いうこと効いた後に、そのプレッシャーから逃れられるという報酬がなければならないのです。
ライダーのプレッシャーとリリースが曖昧なら、馬は、当然自然に返ってしまうから、抵抗するようになってしまうのです。
そこで重要なことは、馬に解りやすいということが重要で、プレッシャーとリリースが人間の概念で行われているのでは、馬には理解できないのです。
プレッシャーの方向性に、馬が従ったかどうかであれば、馬はシンプルで分かり易いのです。
例えば、馬に駈歩をさせようとライダーがプレッシャーを掛けたとすると、ライダーには駈歩という概念があるので、駈歩をしたら、掛けているプレッシャーをリリースしようと考えます。しかし、馬には駈歩という概念がありませんので、馬には理解できないので、徐々に抵抗するようになってしまうのです。
プレッシャーの方向性に馬が肢を動かしたかどうかであれば、馬には理解できるので、駈歩はしないまでも、プレッシャーの方向に馬がステップした段階で一旦プレッシャーをリリースすれば、ライダーの要求と馬の概念が一致するので、馬は抵抗をすることはなくなるのです。そして、ライダーは再びプレッシャーをかけて、その方向に馬がステップするようにすれば、やがて馬は駈歩をするようになるのです。
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