Arena Condition(乗馬の駈歩相談室)

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AM 9:20 Temperature 4.2℃ Humidity 52%  曇り  March 8,’25(Saturday)

 

今朝は、どんより曇っていて風はありません。夜には雨の予報が出ていますが、未明には止むそうです。

馬場は、水溜まりが1ヶ所ありますが、外は良くなっています。

 

 

新しい試みとして、ライダーのレインハンドと脚の連携を養成するために、「尻馬」のストレッチ運動を取り入れたいと考えました。

 

多くのライダーが、手は手、脚は脚といった使い方になってしまって、作用点と支点というように一対として連携することで成り立つものが、そのようにできていない人が多いのです。

従って、レインハンドを使っているとき、支点を決めて使ってないので、レインハンドの効き方がままならないのです。

何故なら、レインハンドを使ったとき、何処かに必ず支点が生まれます。ここに支点をと決めていないライダーは、必然的にライダーの意図しないところが支点になって、レインハンドの効き目は、その支点との相対によって決まるので、ライダーが意図しないところに、レインハンドの効き目がでてしまうのです。

 

そこで、「尻馬」を取り入れようと考えました。

 

「尻馬」は、内方脚を馬の肩のところにおいて、レインハンドはレインを内方へ引きます。するとレインを内方へ引く力(作用点の力)の支点が内方脚となり、レインハンドでレインを内方へ引くので、その作用点の力の支点が内方脚となるので、馬の頭は内方へ引かれ、馬の肩は外方へ押し出される力が働きます。

すると、内方へレインを引かれているので、馬の肩は外方へ反作用の力が働くのですが、肩が外方へは行けないので、前肢が内方へステップして、反作用として後肢が外方へステップすることになるのです。

このことで、馬の肩関節の可動性と柔軟性と後駆の可動性と柔軟性が養成されるのです。

そして、ライダーがレインハンドと脚の連携を実感できれば、一挙両得ということになるのです。

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