Arena Condition(乗馬の駈歩相談室)

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AM 9:10 Temperature 21.8℃ Humidity 67%  晴れ  October 18,’235(Saturday)

 

今朝は、穏やかに風もなく暖かです。

馬場は、奥に水溜まりがありますが、外は大分良くなりました。

 

人間は、視覚情報を認知すると、大脳が作動しやすいのです。視覚以外の感覚情報は、小脳が受け止めるのです。

 

視覚情報を大脳が認知すると、何らかの思考が始まるのです。一方、視覚以外の感覚情報を小脳が受け止めると、運動神経と連携するので、運動器官である手足などが作動します。

従って、視覚情報では、運動器官が作動せずに思考が始まるので、フィジカルの動きが要求されることとなると齟齬が生じてしまうのです。

 

しかし、視覚以外の感覚情報を小脳が受け止めて運動器官が作動しても、この動きを認知できないのです。これでは、目的を成し遂げることはできません。

 

従って、視覚以外の感覚情報を大脳も受け止める必要があるのです。そのために、意識をコントロールしなければならないのです。

 

意識のコントロールとは、意図するフィジカルの先端において、客体と接触するところへ意識を向けるということなのです。

意図する体の動きの先端で、客体と接するとことへ意識を向ければ、その接触感を大脳も小脳も受け止めることとなるのです。

このようにすることで、小脳が運動神経と連携して体が反応した動きを、大脳も共有して認知することになるのです。

 

視覚以外の感覚情報を、意識のコントロールによって、小脳と大脳が共有することで、スポーツのような素速い動きを、大脳が意図するものにできるのです。

 

このメカニズムが、スポーツや職人の素速く緻密な動きを可能にさせているのです。

また、我々の日常生活の80%位は、このメカニズムで生活をしているのです。

 

従って、運動が苦手だと思っている人は、視覚情報以外の情報に気を向けることから初めて、視覚以外の情報に身体反応させるように、訓練することで容易に改善できるのです。

マクロとしてイメージを持ち、初めはもどかしいかも知れないが、手足の先端の接触感を認知するように意識を傾けて、身体を動かすようにすれば、スポーツが得意になるはずなのです。

考えることはマクロのみにして、ミクロに大脳は関与せず、大脳は結果の信賞必罰に徹することなのです。

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