AM 9:25 Temperature 17.1℃ Humidity 67% 晴れ November 3,’25(Monday)
今朝は、とても穏やかに晴れました。
今日は、3連休の最終日で「文化の日」です。
「文化の日」は、元々明治天皇の誕生日で、天長節といいまして、今上天皇の誕生日と天長節といい、大正時代となったときは、大正天皇の誕生日が天長節となり、明治天皇の誕生日は、明治節というようになったのです。
そして、1946年(昭和21年)に現憲法が発布されて、「文化の日」というようになり、半年後の1947年(昭和22年)の5月3日に施行されたので、憲法記念日となったのです。
馬場は、奥の水溜まりを、昨日水抜きして頂きましたので、大分小さくなりまして、外は大分回復しました。
馬の柔軟性とは、フィジカルの可動性とメンタルの従順性と、もう一つの要素がありまして、それは、馬のバランスの対応力です。
バランスの対応力とは、馬体を曲げたり運動したりすれば、バランスの移動が起きます。このとき、我々の身体が傾いた場合と同様に、筋力でこれを支えるため力を入れて支持し、バランをとります。
筋力を行使して支持しているとき、ライダーがプレッシャーをかけると、その接触点では、硬かったり重かったりと感じるのです。
これに対して、馬が自然に立っているときは、馬がバランスを取っているので、筋力を使っていない状態なのです。
レインを引いて馬体を曲げているとき、馬は筋力でこれを支えてバランスを取っているので、レインをリリースすると、馬はバランスを取ろうとするので、元に体制に戻ろうとするのです。つまり、筋力を使わずに済む体制に戻ろうとするわけです。
しかし、レインをリリースした後、馬が元に戻ろうとする瞬間にレインを引き、そして直ぐにリリースします。これを繰り返すと、レインをリリースしたところにレインを引いていなくてもその体制を維持するようになるのです。
レインを引いていなくても、馬体を曲げ元に戻ろうとしなくなるということは、馬体を曲げているところで、自然なバランスが取れるようになっているということで、筋力を行使していないので、このときプレッシャーの馬体をとの接触点では、柔らかかったり軽かったりという感触を得ることになるのです。
つまり、馬が馬体を曲げられても大きな運動を強いられていても、自然なバランスの体制に素速く対応していると、筋力の行使が最小限になり、レインを引いたり脚を使ったりしたとき、馬体との接触点は、柔らかったり軽かったりと感じるようになるということです。
従って、ライダーが、馬が柔らかいと感じるということは、馬のバランスの対応力があるからだということになるのです。

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