Arena Condition(乗馬の駈歩相談室)

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AM 9:05 Temperature 14.9℃ Humidity Hi  晴れ   November 10,’25(Monday)

 

今朝は、穏やかで気温が高めです。

馬場は、全面水が引いた状態で、何時もの雨の後より水溜まりが小さいです。

 

乗馬は、ライダーと馬とのコミュニケーションによって成立するスポーツです。

 

そのコミュニケーションとは、互いに接触点において、自己主張のやり取りが行われるということです。その、自己主張のやり取りとは、自己主張は、何らかのプレッシャーを相手にかけることで行われます。

プレッシャーをかけられた相手のメンタルで緊張が生まれ、その反応として、もう一方の相手にプレッシャーをかけて、自己主張を行います。すると、もう一方の相手方のメンタルに緊張が生まれて、その反応としてもう一方の相手にプレッシャーをかけて自己主張を行います。

 

こうして、自己主張のやり取りの中で、同意が生まれると、メンタルに起きていた緊張が緩和されることとなり、コミュニケーションが成立するのです。

 

そして、緩和するということは、緊張が緩むということです。従って、緊張が緩むことが同意の現れとして受け入れられるのです。

 

従って、ライダーが、馬に対して何らかの要求をするとき、プレッシャーをかけます。このとき、馬の反応だけでなく、馬の緊張が緩んだのかどうかに、関心を持つ必要があるのです。

つまり、プレッシャーに対して馬の力みが緩んだのかどうかが、馬のメンタルの同意かそうでないのかを現しているのです。

 

つまり、ライダーは、馬にプレッシャーを掛けたとき、その接触点において、馬の力みが緩んだのかどうかに注意しなければならないのです。馬がフィジカル的反応をしても、プレッシャーの接点において、馬の力みが緩んでいないのに、プレッシャーをリリースすれば、馬の抵抗は、なくならないし、むしろ大きくなってしまうのです。

 

従って、ライダーが馬にプレッシャーを掛けたとき、プレッシャーの馬体との接点で、馬の力みの緩みが現れたかどうかを感覚的に接触感として捉えれば、馬のフィジカルの反応もメンタル同意性も感知できるのです。その上で、プレッシャーをリリースするかどうかを決めれば、馬がどんどん従順性が増していくのです。

馬の力みは、プレッシャーの接点では、重かったり硬かったりという感触で、力みの緩みは、軽かったり柔らかかったりという変化なのです。

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