AM 9:55 Temperature 18.9℃ Humidity 38% 晴れ April 9,’26(Thursday)
今朝は、晴れまして、気温も昨日と違って高めです。そして、少々風があります。
馬場は、奥に水たまりがありますが、外はベストになりました。
エクササイズ
エクササイズは、パフォーマンを想定し、前段で養成した可動性と柔軟性を活用して、常歩や速歩や駈歩で行う総合運動で、サークル運動のガイドや、前後左右への進行方向の変換、スピードの緩慢、チェンジリード、ストップ、ロールバック、バックアップなどのために、これらのパフォーマンスを分解し単純化した運動である。
フレームワークをして走行したり、逆リードで駈歩をしたり、バックアップの後に180°回転して発進したり、速歩走行からスピンに切り替えたり、サークル走行からのロールバックを組み合わせたりなど様々なエクササイズがあるのである。
各種のエクササイズを行う際の注意事項として、一つのアクション毎にプレッシャーをリースすることがある。
例えば、ストップの直後に180°ターンして駈歩発進するときは、ターンした直後にビットプレッシャーをリリースしたり、速歩をストップした直後にスピンに入ったりしたときには、スピンに入ったら直ちにビットプレッシャーをリリースするのである
以上のように、アクション毎に掛けていたプレッシャーをリリースすることによって、馬はライダーからの要求が急激に変化しても、ライダーへのコンセントレーションが養成され、混乱したり興奮したりすることがないのである。
- 内方姿勢
内方姿勢は、馬の頭から肩にかけてストレートに保ち、肩から後駆にかけて内方に位置させることをいうのである。
二蹄跡運動があるが、このことは、内方前肢と外方後肢が一直線上に位置させる姿勢のことをいい、内方姿勢は、この二蹄跡運動に、馬の頭から肩にかけての姿勢を付け加えていると考えることができるのである。
内方姿勢と二蹄跡運動は、外方後肢の推進力を内方前肢へと向かわせるようにする姿勢で、推進力が馬体の対角線上を通り、且つ、馬の第4肋骨にある重心を通ることになって、正しいリードのピックアップと運動効率を高めることの両方を行っているのである。
内方姿勢によって、馬の4肢のステップがサークル走行において、内方前肢はやや内方へステップし、外方前肢は内方前肢より大きな角度で内方にステップすることとなるのである。そして、内方後肢は、第4肋骨にある重心に向かってサークルの外方へステップして、馬体重を主に支える役割を果たすこととなるのである。そして、外方後肢が推進力を発揮して、馬体の対角線上を通り、途中第4肋骨の重心を経由するのである。
- リヴァースアーク
リヴァースアークとは、内方姿勢で走行しているのを維持して、内方後肢のインサイドステップをより大きくインサイドステップさせることで、左サークルを右サークルへ、右サークルを左サークルへとサークルの方向を逆転させることをいうのである。
馬の進行方向は、前肢と後肢のステップ角の差によって決まるのである。
ステップ角とは、馬の縦の中心線のことを正中線というが、この正中線に対するステップの角度のことである。
前肢のステップ角 > 後肢にステップ角 馬の進行方向は、前肢のステップ方向
前肢のステップ角 < 後肢のステップ角 馬の進行方向は前肢のステップ方向と逆
以上の法則によって、前肢と後肢のステップ角の差によって、馬の進行方向が決まるので、ステップ角の差をコントロールすることで、馬の進行方向をコントロールできるのであり、ショルダーや後駆の可動性や柔軟性を、このエクササイズの養成することができるのです。
このことで、チェンジリードやサークル軌道の大小の変換や進行方向のコントロールが容易にできるようになるのです。
- ノーズエクササイズ
ノーズエクササイズは、サークル走行中にその軌道を一定に維持して、馬の首を左右交互に曲げるこというのである。
このエクササイズは、首を左右に曲げても一定のサークルの軌道を維持することで、肩の可動性と柔軟性を養成するのである。
そして、馬の頭が、肩の近くまで左右交互に位置することを繰り返してもサークルの軌道を一定に維持するので、バランスを崩すことなく走行することになるので、バランスコントロールも行うことになるのである。
このノーズエクササイズは、常歩・速歩・駈歩の3種の歩様それぞれで行い、駈歩走行でも容易に、馬の首を左右にベンドさせることができるように、可動性と受難性を養成するのである。
- カウンターキャンター
二蹄跡運動における内方姿勢でのサークル走行は、外方後肢と内方前肢が一直線上に位置して、外方後肢から発せられる運動エネルギーが第4肋骨にある重心を通過して、内方前肢へ向かうようにして、運動エネルギーが重心を通過することで、運動効率を上げているのである。
それに、外方後肢がサークルの内方へステップすることで、遠心力と闘っているのである。
外方後肢がサークル走行により発生する遠心力と闘うことで、馬は馬体を倒すことなく走行できるのである。
一つのカウンターキャンターは、内方姿勢とリードを維持したまま、サークルの方向を左であれば右、右であれば左というように、外方後肢のステップ角を大きくし逆方向に切り替えて、逆リードで走行することをいうのである。
逆のサークルへ切り替えると、内方姿勢を維持するということは、反対サークルへ移行したときは外方姿勢となるのである。
元のサークル走行では、外方後肢は、内方へステップして遠心力と闘っているが、リードをそのままで反対サークルとなったときは、外方後肢は内方後肢となり、リードがそのままなので、内方後肢となった後肢はサークルの外方へステップするようになり、遠心力と同じ方向のステップとなるのである。つまり、後肢が遠心力と同じ方向へステップするので、馬はステップしやすくなるのである。
そこで、内方から脚でプレッシャーをかけて、後肢の外方へのステップを助けて、馬のメンタルに、脚の指示と後肢のステップを関連づけるように、意識付けを行うのである。
そして、元のサークルへ戻ることで、外方から後肢へ脚でプレッシャーを掛ければ、馬の外方後肢は、サークルの内方へステップする精度が高くなるということである。
もう一つのカウンターキャンターは、チェンジリードの準備としてのものである。
チェンジリードは、原則としてライダーが命じたときに、馬がその反応として行うものでなくてはならないのである。
つまり、ライダーの要求以外の要因である場所や馬体の姿勢変更などのタイミングで反応してはならないのである。従って、内方姿勢からの姿勢の切り替えを行ったときやサークルを左から右、右から左へと切り替えたときに、ライダーが命じてないのに、馬がチェンジリードしてはならないのである。
従って、同じ場所や姿勢変更などと同時にチェンジリードを繰り返し行えば、馬は場所や姿勢の切り替えなどとチェンジリードをセットとして覚えてしまい、姿勢変更や同じ場所へ行ったときに、チェンジリードしてしまう畏れが出てしまうのである。
そこで、内方姿勢のサークル走行から反対サークルへ移行する少し前に、反対サークルの内方姿勢に切り替えて、反対サークルへと移行し、しかし、チェンジリードはしないのである。このようにすることで、馬は姿勢の切り替えやサークルの移行とチェンジリードをワンセットとして記憶することを防ぐことができるのである。
サークルの移行の少し前に、外方の脚を馬の肩よりにプレッシャーを掛け、レインハンドによって馬の頭から肩までをまっすぐに保ち、反対のサークルへと移行するのである。反対サークルへと移行した後は、肩寄りに入れた脚でリードを変えさせないように、逆リードを維持しサークル走行をするのである。
そして、逆リードでサークル走行を1~2周する中で、内方の脚を馬体から離しながら、外方の脚でプレッシャーをかけてリードチェンジするのである。
カウンターキャンターとロングリード(Wrong Lead)は、違うのである。
逆リードでサークルを描くことは同じであるが、カウンターキャンターは、ライダーが意図しているのであって、決して間違って逆リードで走行しているわけではないのである。ロングリードは、間違ったリードの駈歩のことで、ライダーが意図しているリードと馬が行っているリードが異なっていることをいうのである。

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