AM 9:15 Temperature 26.4℃ Humidity 90% 曇り July 13,’26(Monday)
今朝は、梅雨空のように曇っています。
馬場は、ベストコンディションです。
馬の体重配分は、6 : 4で、前肢に60%、後肢に40%です。
従って、人が走るときに腕を振るように、馬は首を伸縮させて、重心移動させて動いています。このとき、4肢の筋肉運動を軽減して、体力の消耗をすくなくして走っていて、長距離の走行を可能にしています。
この動きに適しているのが、この体重配分だということができます。
勿論、筋肉運動もできて、この場合は、ブリティッシュは前駆を起揚し重心を後方へ移行させるバランスバックをして、後肢の筋肉運動を活発化させています。
一方、ウエスタンの場合は、牛の動きに対応することからルーズレインの必要性があるので、前駆を起揚させることができにくいスタイルであるために、後肢を重心の真下へ向かって踏み込ませて、後肢の筋肉運動を活発化させているのです。
何故、後肢の筋肉運動を活発化させるのか?
それは、元々のバランスフォア(重心の位置が前駆よりの態勢)は、省エネで直進性に優れている反面、制動性に弱点のある運動なのです。競走馬は、これに適しているのですが、ブリティッシュやウエスタンの馬術は、方向変換や停止発進を多用するので、制動性が求められ、後肢の筋肉運動を活発化させる必要性があるのです。
因みに、バランスフォアによる運動をメカニカルムーヴメントといいます。そして、後肢の筋肉運動を活発化せる運動をテクニカルムーヴメントといいます。
そしてまた、肉食獣の場合は、脊椎が柔軟なので、脊椎を曲げて運動エネルギーのベクトル上に重心を移行させて、直進性を高めて、且つ制動性のある運動を行っていますが、体力の消耗が激しいので長距離走行ができにくいのです。
犬や猫は、脊椎が柔軟なので、立っているだけでも筋肉運動をしているのです。従って、立っているだけで体力の消耗が大きいので、休んでいるときは直ぐに寝転んでしまうのです。
これに対して、馬は脊椎の柔軟性を失って進化してきた動物なので、立っているときは筋肉運動をしてないので、立ったままでも眠ることができるのです。
古代の人間が馬に乗るようになった理由もここにあって、馬は首の伸縮によって運動しているので、その首の伸縮をコントロールすることで、馬の動きを間接的にコントロールできるので、人は馬に乗るようになったといわれています。


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