Arena Condition(乗馬の駈歩相談室)

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AM 9:10 Temperature 10.6℃ Humidity Hi 小雨 November 21,’24(Thursday)

 

今朝は、小雨が降っていますが、もうすぐ止み、昼頃から晴れるようで、気温は昨日より高めで。日中は16℃位まであがるようです。

馬場は、昨日よりの雨で、全面水が浮いた状態になってしまいました。

 

バケツを持ち上げるように、馬にプレッシャーを掛けるわけにはいかないでしょうか。

 

つまり、我々は、バケツを持ち上げる場合、バケツの重さを感じとり容易に持ち上げます。しかし、この行為は、人間の運動機能を活用している行為で、重さとかける力のバランスを考えることなく対応しているのです。

 

馬にプレッシャーを掛けるとき、何処かで支点を形成して、作用点で力を入れているわけです。このとき、馬がライダーの思っている方向に進行しないとき、脚でプレッシャーをかけて馬が進行しているとき、ライダーは、それを目とレインハンドで感じるわけです。

 

目で見た場合は、多くの人は、思うようでないとき、考えてしまうことになり、大脳が作動します。レインハンドで感じているときは、考えることなくレインハンドが作動するのです。

バケツを持ち上げるとき、手でその状況を感じとっていれば、バケツがバランスを崩しそうになったとき、すかさず手が作動して、そのバランスを整えて持ち上げるのです。

 

このように、馬をコントロールするとき、我々人間は、脚でプレッシャーを掛けて、馬が何処に進行しても、進行せずにバックしてしまっても、それを目ではなく、レインハンドやその他の身体で感じとっていれば、考えずに手やそのたの支点が作動するはずで、対処できるのです。

 

感覚は、意識がレーダーの役割を果たしていて、意識が手や脚に向いていなければ、手や脚で感じている情報を、認知することができないのです。感覚情報を認知していなければ、大脳が主導してしまって、不都合な状況を対処できないのです。

 

思ったように馬を推進できないとき、自分の手や脚に意識を向ければ、対処できるのです。こんなとき、落ち着きを取り戻して、自分の手や脚に意識を向けることにしましょう。

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