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馬場は、ベストコンディションです。
準備運動(簡単解説)チェンジリード編
チェンジリードの準備運動は、先ず、チェンジリードの正体を語る必要がある。
そのチェンジリードの正体は、馬の駈歩のメカニズムを知る必要があって、運動エネルギーが馬体の対角線上を通るということで、左リードであれば、右後肢から左前肢に向かって、右リードであれば、左後肢から右前肢へ向かって運動エネルギーが通っているのである。
馬は進化の過程で脊椎の柔軟性を失って、第4肋骨にある重心を運動エネルギーが通ることで合理的運動を実現しているのである。
肉食獣のように脊椎の柔軟性がある場合は、運動エネルギー線上に重心が位置するように、脊椎を動かすことで実現しているのと違って、馬はこれができないので、運動エネルギーが馬体の対角線上を通るようにして、その結果重心上を運動エネルギーが通るようになっているのである。
つまり、チェンジリードは、運動エネルギーの方向の変換なのである。従って、右後肢から左前肢へ向かっている運動エネルギーを、左後肢から右前肢へ向かうようにしたり(左リードから右リードへのチェンジリード)、左後肢から右前肢へ向かっている運動エネルギーを、右後肢から左前肢へ向かうようにしたり(右リードから左リードへのチェンジリード)しているのである。
外方後肢と内方前肢を直線上に位置させることを二蹄跡運動といい、このに蹄跡運動が容易にできるように、馬の姿勢(内方姿勢)の左右の切り替えが容易にできるようになっていることが、チェンジリードを可能にしているのである。
1.内方姿勢の形成
馬の内方姿勢の形成は、後肢の前後左右への可動性と柔軟性が必要なのである。
後肢の左右への可動性を高めるためには、フランク(脾腹)の柔軟性が必要で、サークル走行での後肢のステップアウトや外方姿勢での後肢にインサイドステップなどで、養成できるので、常歩や速歩でこれを行うことが必要なのである。
2.リヴァースアーク
リヴァースアーは、内方姿勢で直径4m~5mぐらいのサークルで常歩や速歩で走行し、頭頂を頂点にして、その頂点よりやや内方へ外方後肢がステップするように外方脚でプッシュすることで、サークルを逆方向に、例えば、左内方姿勢で左サークルを描いているとき、外方脚をプッシュして、右外方後肢をよりインサイドステップさせることで、左内方姿勢のまま右サークルへ移行することをいうのである。このまたぐくの場合もあるが、このエクササイズは、外方後肢の横へのステップの可動性を高めるのである。
3.収縮
収縮は、馬の4肢が重心の真下に位置することをいうのであり、このとき、最も右4肢への馬体重の負重が最小限になるのです。つまり、収縮すると、4肢の馬体を支える力が最も効率が良くなり、最も小さい力で馬体重を支えることができるようになるのです。
この逆に、重心より4肢の位置が遠ければ、4肢にかかる重量は大きくなるのである。
チェンジリードは、運動エネルギーの方向の切り替えで、この切り替えをする場合に、4肢にかかる負重が小さければ小さいほどし易くなるのです。
収縮は、馬体を左側面から俯瞰した場合、レインを真上にピックアップし馬の前駆を持ち上げるようにし、レインをピックアップするのをシートを支点すれば、馬の背は押し下げられるのである。結果的に前駆が持ち上がり後駆が押し下げられるので、右回転モーメントが生じるのである。
馬体に右回転モーメントを作ることによって、前駆と後駆の位置が近づくことになるので、収縮が形成できるのである。
4.カウンターキャンター
カウンターキャンターとは、逆リードでサークル走行をするということで、左リードで右サークルを、右リードで左サークルを描くということで、二通りあるのである。
一つは、左リードで、左内方姿勢で右サークルを描く場合、もう一つは、左リードで、右内方姿勢で右サークルを描く場合である。この逆の、右リードで、右内方姿勢で左サークルを描く場合、もう一つは、右リードで、左内方姿勢で左サークルを描く場合である。
内方姿勢のまま逆リードで反対サークルを描く場合は、外方後肢のステップアウト(遠心力と同じ方向)を強化することになるので、内方姿勢を容易にとれる馬にすることができる効果があるのである。
切り替えた後のサークルの内方姿勢で、逆リードで走行する場合は、内方脚でショルダーをガードするようにし、リードが変わらないようにしながらサークルを描き、サークルのどこかで内方脚のガードをオフにするのと同時に外脚でプッシュして、チェンジリードを行う。
カウンターキャンターは、チェンジリードとこれをする場所との関連づけをなくすために行うもので、カウンターキャンターのサークルの何処かというランダムな場所でチェンにリードすることできて、馬が場所とチェンジリード関連づけることを防ぐことができるのである。
馬にとってチェンジリードは、大きな変化をもたらすものなので、同じ場所でチェンジリードを繰り返せば、その場所に行ったとき、馬が勝手にしてしまうリスクが生じるのである。
チェンジリードのは、場所とチェンジリード関連づける馬の学習をさせないようにしなければ習いないのである。
また、リードチェンジの合図を送ったとき、馬がミスしてチェンジリードしなかった場合は、走行を停止して、リヴァースアークを常歩ですることは、ミスを修正するのに効果的である。

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