AM 9:05 Temperature 17.2℃ Humidity 70% 曇り April 18,’26(Saturday)
今朝は、曇っていて、気温は昨日よりは高めです。
馬場は、奥に水たまりが残っていますが、外はベストです。
「ライダーの要求の正体」
ライダーは、馬に対して要求するときプレッシャーをかける。
しかし、ライダーは、馬に対してプレッシャーをかけ、どのようにその要求を導き出しているのだろうか。
我々人間は、ライダーが馬に対して要求するメカニズムを果たしてこれまで解明しているのか甚だ疑問である。
従って、私は、ライダーが馬に対して、どのようにして要求を導き出しているか、そのメカニズムを解明したいと思うのである。
ライダーが馬に対してかけているプレッシャーは、バケツを持ち上げるように、作用点をバケツの取っ手、支点を床にして、作用点と支点の二つの力で、支点で床を押し下げる、つまり、踏ん張る力の反作用でバケツを持ち上げるように、作用点と支点の二つの力をかけているものなのである。
そして、この二つの力をかけることで、作用点と支点との二つの力が作用することで、反作用の力が発生するのである。この反作用の力による馬の動きが、ライダーの要求する馬の反応なのである。
つまり、ライダーは、馬に作用点と支点の二つの力をプレッシャーとしてかけ、その結果、生まれる反作用の力によって馬が動き、そのときの馬の動きが、ライダーの要求するところなのである。
例えば、レフトリードの駈歩を要求する場合、右外方脚のプレッシャーをかける。
このときライダーは、左右のレインで馬の頭をホールドして脚のプレッシャーに対する支点としているのである。このとき作用点の右外方脚のプレッシャーは、右脚が馬体と接するところから馬の頭頂よりやや左側へ向かっており、支点であるレインのプレッシャーは、作用点の力と平行となるので、馬の頭頂から右外方脚のやや右へ向かっているのである。
これらを真上から俯瞰すると、右回転モーメントが生まれ、レインプレッシャーが馬の頭頂が右外方脚へ向かうように働き、右外方脚が右方向に押されるが、この力を右外方脚が押し止めるので、その反作用として、右外方後肢が左内方へ向かい、左内方前肢へ向かう動きを生み出して、レフトリードの駈歩が生まれるのである。
ライトリードの駈歩を要求する場合は、左外方脚でプレッシャーをかける。
このときライダーは、左右のレインで馬の頭をホールドして、作用点である左外方脚のプレッシャーに対する支点としており、作用点の左外方脚のプレッシャーは、左脚が馬体と接しているところから馬の頭頂へと向かい、支点のレインプレッシャーは、作用点の力の方向と平行となるので、馬の頭頂から左脚へと向かうのである。
これらを真上から俯瞰すると、左回転モーメントが生まれ、レインプレッシャーが頭頂から左外方脚へ向かい、左外方脚を左方向へ押し、左外方脚がこれを食い止めるように力が働くので、その反作用として、左外方後肢が右内方前肢へと向かうようになるので、ライトリードの駈歩が生まれるのである。
馬をバックアップする場合は、 シートや脚を支点にして、作用点となる左右のレインを真上に引き上げるようにすると、馬の前駆を真上に、馬の背を真下へ向かうように力が働くので、馬の頭を左に置いて左側面から俯瞰すると右回転モーメントを作り出すことにない、前駆が後方へ向かうような力が働き、後駆は作用点の力の反作用として、グランドを後方から前に押し出すようにステップして、後退するのである。
以上のようにライダーが馬に要求する全ての反応は、作用点と支点の二つの力を作用させ、反作用の力を作り出し、その反作用の動きなのである。
我々人間が動力を使って仕事するものの全ては、作用点と支点の二つの力を作用させた結果において発生する反作用の力が生まれ、その反作用が仕事の目的となっているのである。
従って、ライダーが馬に対して勝利すべき鬩ぎ合いは、作用点と支点の二つの逆向きの力で起こしているわけではなく、作用点と支点の二つの力で作り出す作用に対する反作用を生み出す鬩ぎ合いなのである。

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