Arena Condition(乗馬の駈歩相談室)

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AM 9:10 Temperature 26.7℃ Humidity 59%  曇り    August 5,’26(Wednesday)

 

今朝は、薄曇りで、涼しげです。

 

馬場は、ドライ状態です。

 

 

ライダーの上達は、できることの増進です。できないことはできるようになりません。つまり、ちょっとでもできていることが重要で、その「ちょっと」を伸ばしていくことが上達なのです。

 

つまり、上達の手がかりは、普段の身の回りにあるということです。

 

誰でもそうであるように、失敗やできないことが頭に強く残るものです。

従って、誰でも失敗しないようにと考えてしまうものなのです。

また、日本人の特徴として、正しいことをしなくてはならないとか、正しいことを学びたいとか思ってしまいます。

更にまた、できないのは、正しいことを知らないからとか、正しいことが身についていないからだと考えてしまうのです。

 

できないのは、何かが未熟だからなのです。従って、何が未熟なのかを見つけ出すのが先決なのに、知らない正しさやできない正しさの呪縛に囚われてしまい、なかなか克服できない罠に嵌ってしまうのです。

 

人は、できることしかできるようになりません。

 

我々は、何が出来ているのかを注視して、そのできることの精度を高める苦心をする必要があり、できることの精度が高まることで、できることが拡大して、それまでできないと思っていたことの一端に、できていることがあることに気づいてくるものなのです。

 

上達するための努力や勇気や忍耐は、知恵のない愚者が必要としているもので、できることに着目して、これを更に出来るようになるという知恵を働かせれば、努力も勇気も忍耐も必要ないのです。

 

日本のスポーツの指導者を見ていると、本人に別の人格を植え付けようとしているとしか思えないのです。本人の個性で気づくことや着目していることが重要で、そのなかに、できることの小さい芽を見つける手助けをするのが指導者の役割ではないでしょうか。

 

チャレンジして、100の内99失敗して1成功した場合、その1を伸ばすことに、本人も指導者も尽力すべきなのです。

99の失敗のことなど気にすることはないのです。気にしたところで解決するはずもないのです。

 

偶然に失敗を克服したと思うように感じたとしても、それは勘違いで、少しのできている要因が既に生まれていて、その芽が伸展したのです。

 

失敗したことを反省する必要もないのです。そんな無駄なことより、成功したことに気付けなかったことを悔しがりましょう。

 

停止しているに跨っていることができる人は、やがて疾走する馬に乗れるようになるのです。何故なら、停止している馬に跨ってバランスがとれているという、小さい成功の芽があるから、この芽が伸展して、疾走する馬に乗れるようになるからです。

 

従って、停止している馬に乗っていることができない人は、乗馬を止めた方がいいのです。

 

人は皆、天才なのですから。

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