Arena Condition(乗馬の駈歩相談室)

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AM 9:10 Temperature 22.2℃ Humidity 51%  晴れ  October 3,’26(Saturday)

 

今朝は、久々にすっきりと晴れて、青空が広がっています。

 

馬場は、ウェット状態ですが、急速に回復することでしょう。

 

 

このところ乗馬におけるライダーの上達について、お話しをしています。

 

 

乗馬において、ライダーの必要要素は、バランス・ドライブ・フィールです。

 

この3要素の全ては、ライダーが意識的にはできないことなのです。

 

つまり、バランスを取りたいと持っても取れないし、馬を推進しようと思ってもできないし、どんなに頑張っても重い軽い・硬い軟らかい・鈍い鋭いなどの感覚情報を感じとることはできないのです。

 

従って、この3要素を身につけることを阻害するのは、ライダー本人の大脳だということです。

大脳が体の動きに直接関与すれば、忽ち不都合が起きるのです。

 

指導者や本人が、イメージや方法や行動の目的などの全体の大枠につて考えたり、指導したりすることは許されるのが、手足の動かし方や姿勢や鐙の踏み方などミクロのことを指導したり考えたりすれば、則ち大脳が働くので、それだけで上達を遅らせるばかりでなく、大脳が主導権を握れば、感覚情報を捉えることができなくなって、ノーフィールという神経の麻痺したライダーを創出してしまうのです。

 

日本のブリティッシュのライダーの70%は、可哀想にノーフィールです。同情します。

 

インストラクターがこの状況を作り出しているのです。

 

世に言うところの空気の読めない人というのは、感覚情報の認識能力の欠如によるところなのです。

 

乗馬に始めるに当たって、最初に求められることは、バランスです。

 

バランス感覚とは、三半規管で平衡感覚に抵触する要因を感知して、その情報を、感覚神経(求心性神経)を通して脳へ送信します。

その感覚情報を小脳が受信して、小脳が、その感覚情報に対応する動きを運動神経(遠心性神経)を通して、運動器官に送信して、運動器官であるフィジカルが動いてバランスを取るのです。

これを、感覚統合というのです。

 

この感覚統合が未熟な段階で、大脳が関与すると、感覚統合(感覚情報・小脳・運動器官)の連携系統)を遮断してしまうので、体の動きが遅くなったりぎごちなくなったりしてしまうのです。

 

自転車に乗っているときが、感覚統合によってバランスを取っている状態で、未熟な段階でペダルを踏めば、ペダルを踏む行為は大脳が関与するので、途端にバランスを崩して転倒することになるのです。

 

このとき、ペダルを踏むことなくバランをすることに専念して、バランスが充分取れるようになってからペダルを踏むようにすれば、誰でも30分位で自転車に乗れるようになるのです。

 

従って、馬に乗る場合でも、調馬索を使って、ゆっくり駈歩をする馬に乗せて、バランスの養成に専念すれば、早くライダーを上達させることになるのです。

 

ライダーは、バランスが取れることで、不安や恐怖感から解放されると同時に、余裕が生まれて自信を持てるようになります。

 

不安からの解放と自信が、大脳の関与を防ぐことになり、益々バランスが養成されることになります。

 

この段階で、ライダーの姿勢を指導したり脚を使わせたりすれば、則ち大脳が関与することになり、バランス崩して不安や恐怖を生み出して、その挙げ句に自信を失って、乗馬対して恐怖感を植え付けてしまうのです。

 

全国の乗馬クラブの指導者は、ライダーの姿勢・手や脚の使い方・鐙の踏み方など一生懸命指導することで、乗馬人口を減らしているのです。そして、このことに気づいていない悲劇を繰り返しているのです。

 

ドライブについては、明日に譲ることにします。

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