AM 9:15 Temperature 17.7℃ Humidity 78% 曇り October 24,’26(Saturday)
今朝は、どんより曇っています。予報では、時々雨が降るようです。
馬場は、昨夜の雨で良いお湿りになり、ベストコンディションです。
今日は、乗馬における二重構造について、お話ししたいと思います。
二重構造とは、馬体を曲げたり駈歩をしたりということと、何処をどういう方向で動くのかということの二重を同時に行っているのです。
ライダーは、駈歩をするとか内方姿勢や収縮をさせることを意図しているので、馬の動く軌道が疎かになりがちなのです。
余談ですが、軌道という表現を使い、あまり蹄跡という表現を使うことが少ないのですが、それは、日本で蹄跡というと馬場のフェンス沿いに運動することがあるので、紛らわしくなるので、蹄跡という表現を使わないようにしています。
さて、駈歩をすることと運動の軌道をどのようにするかの二重構造が、乗馬にはあるのです。
そして、そのどちらを優先するべきなのかという問題です。
それは、軌道なのです。軌道は、馬にとって法律なのです。
従って、駈歩をしたり馬体を曲げたりすることを優先して、軌道が多少曲がって右往左往してしまっても、まぁいいかと思ってしまうライダーが多いのです。
このようなライダーは、馬の抵抗や反抗に会うことが多いのです。しかし、馬の抵抗や反抗の原因を、ライダーは、駈歩や馬体を曲げることが上手くいかないからという認識になってしまうのです。
しかし、この認識は間違いのです。
駈歩が上手く出なかったり馬体を上手に曲げることができなかったりしても、軌道をイメージして、そこから馬がずれたとき怠りなく必ず修正していると、馬に抵抗や反抗をされることが少なくなるのです。
軌道を守らなければ、馬にとって法律がなくなってしまうのです。駈歩や馬体を曲げることが上手くいっても、軌道を守っていなければ、馬は抵抗や反抗を見せるようになってしまうのです。
軌道を維持できない要因は、第一に推進です。推進力が減退するので、軌道が思うようにならなくなります。
しっかり推進して、その推進エネルギーをコントロールして、軌道を守り、その前提で駈歩をしたり馬体を曲げるようにしましょう。
ここでは、日本の乗馬ばかりを批判してしまいますが、日本の乗馬クラブでは、部班で蹄跡運動をします。
乗馬において、最もしてはいけないことを日本はしているのです。
何故なら、馬は群れをなす動物で、習性としてリーダーに付き従うという特性を有しています。従って、馬がライダー以外の先頭馬に誘導されるということは、その分馬がライダーに従わないことになるのです。
また、馬場のフェンス沿いを、蹄跡運動することもまた、致命的なことなのです。
何故なら、日本の乗馬クラブでは、馬場のフェンス沿いに、蹄跡ができてしまっているのを良く見ます。
馬がフェンス沿いを走行することを、判断して動いているわけですから、その分ライダーに従う意識が弱くなってしまうわけです。
つまり、馬にとって、自分が法律になってしまうということで、ライダーのいうことを聞かないような環境を作ってしまっているのです。
馬が何処を走行するかは、ライダーに指示によってしか知る術がないことが重要なのです。
犬を飼っている人は、お分かりになるかと思いますが、犬の玩具で犬と遊び、遊びが終わった後は、玩具を取り上げて人が片付けます。犬に預けたままにはしません。何故なら、遊びが終わって玩具を人が片付けておけば、犬にとって大好きな玩具は、人からしか与えられないことになり、楽しい玩具は、人からしか与えられなければ、自然に犬は、人に忠誠心を抱くようになるのです。
フェンス沿いを、蹄跡運動することは、犬の玩具が人のもではなくて犬のものにしてしまっていることなのです。
初心者にとって、部班と蹄跡運動は、百害あって一利ないことなのです。

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