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今日は、一日中雨のようです。
馬場は、水浸しです。
さて、乗馬における初心者にとって良い馬とは、どんな馬なのかという課題を考えて見たいと思います。
初心者に関わらず、乗馬においてライダーには、バランスとドライブ(推進)とフィール(感覚)の乗馬における3大要素が必要で、初心者が先ずバランスを養成することが最優先課題なのです。
そして、そのバランス感覚を養成するために、サークルの軌道を一定に保ち、3種の歩様を、特に駈歩を一定の速度で走行する馬が必要なのです。
そして、何があってもランダムな動きをしない馬でなければなりません。
つまり、「軽い扶助で駈歩をして、決して暴走しない馬」が初心者の上達には絶対に必要なのです。
初心者の上達には、バランス感覚が未熟なので、恐怖心や不安感を引き起こすことなく駈歩騎乗ができることが必須で、一定の速度で駈歩ができるとで、ライダーには個人差があるものの徐々にバランスが取れてきて少しの自信が生まれます。
僅かな自信が、初心者の上達する起爆剤なのです。
ものごとを理解するとは、できることなのです。
現代人は、できる前に理解したいと思ってしまいますが、決して、できないことを知識として知ったとしても、理解したことにはならないのです。
従って、できるはずもないと思っていること、つまり、初心者の自分が駈歩騎乗できることができることで、少しだけ「馬に乗ること」を理解し始めるわけです。
そして、自信が生まれるのです。
このメカニズムを阻害するのは、大脳なのです。
バランス感覚を養成できていない段階で、初心者が大脳を使えば、バランスを崩すのです。
そして、緊張したり不安感を引き起こしたりして、自信を失うことになるわけです。
大脳を使ってしまう要因は、姿勢の指導や手や脚の使い方の指導が、初心者に大脳を使わせる要因なのです。
つまり、初心者の体の使い方を指導することが、初心者が大脳を使う要因なのです。そして、もう一つの要因は、馬をガイドすることです。
バランス感覚の未熟な段階で、走行の軌道をコントロールしようとすることそのものが大脳を使う要因なのです。
従って、初心者がバランス養成するときは、丸馬場や調馬索を使って、騎乗することが、望ましいのです。
そこで、部班という方法があります。
部班は、初心者が馬をガイドしなくて済むので、大脳を使わなくて済む方法ではあります。
しかし、部班は、馬に問題を作ってしまうのです。
部班をすれば、馬がライダーを無視してしまうようになってしまうのです。
況して、部班しながら、初心者に姿勢や手や脚の使い方を指導するのは、本末転倒なのです。
何故なら、部班をすることで、馬の軌道をコントロールしなくていい環境を作って、初心者に大脳を使わせなくしているのに、姿勢や手や脚の使い方を指導して、初心者に大脳を使わせてしまうのです。
従って、日本の乗馬界は、初心者に上達させないようなプログラムで、騎乗練習させているのです。
この事実を誰も疑問視していないのは、不思議でしかないのです。
誰も、初心者の上達について、深く考えていない証拠なのです。


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