Arena Condition(乗馬の駈歩相談室)

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AM 9:10 Temperature 5.5℃ Humidity 42% 晴れ  January 27,’24(Saturday)

毎日冷え込んでいますが、今朝は、少々寒が緩んだようで、鉢やバケツは凍結していません。

馬場は、ほぼベスト状態ですが、奥の位置が凍結しています。

 

初心者が、初めから駈歩で騎乗することは、様々な効用があります。しかし、初心者が初めから駈歩で乗るには、なによりもそれができる馬が必要です。その馬を調教できるトレーナーが必要なのです。

その調教法は、消去法です。正解法ではありません。

馬にチャンスを与えて、要求通りの反応ができれば褒めます。褒めるとは、プレッシャーをリリースすることです。

要求と違う反応をした場合は、運動の方向性を変えます。例えば、直進であれば左右どちらかに急角度で方向を変えたり、曲線線運動であれば直線にしたりします。急角度に運動方向を変えますが、止めたりはしません。そして再び発進するとき、必ずルーズレインを発進します。ルーズレインで発進することが馬にチャンスを与えるという意味です。

何故、止めてはいけないかというと、止めてしまうと運動を区切ることになるので、それまでの運動の否定になって、それまでの運動との関連思考が馬にはできなくなってしまうのです。

つまり、馬が速くなった場合、止めしまえば速くなってこと否定したことにはなりますが、速くなったことを否定しても、何をすれば良かったのを示唆していないのです。従って、自分が速かったことと何をすべきだったかという関連思考ができません。しかし、急角度の運動方向の変換を行えば、方向の変換によって、緩やかな否定とスピード緩めるという関連思考が生まれるのです。そして、なによりもライダーに対するコンセントレーションが高まるのです。

 

 

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