Arena Condition(乗馬の駈歩相談室)

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AM 8:50 Temperature 10.8℃ Humidity 57% 快晴  March 27,’24(Wednesday)

今朝は、雲一つなく晴れまして、気温も10℃を超えました。

馬場は、1/3位水が浮いていますが、お昼頃までに引くと思います。

さて、乗馬の3要素は、バランス(平衡感覚)・ドライブ(推進)・フィール(感覚)ですが、この中のフィールの養成が一番難しいと、私は、考えます。

我々は、視覚以外の感覚でものごとを捉える能力、つまりスキル(技術能力)です。

当事者が身につけているスキル以上に、ものを視覚的に見ることもできません。

例えば、騎乗中に馬のリードを捉える感覚能力のない人は、ヴィデオでライディング映像を見ても、馬のリードを見ることができません。感覚的に捉える能力がないので、第三者に要請を受けない限り、見ようとすることもできません。

では、フィールは、どのように訓練すればいいのでしょう。

それは、自分のスキル以上にものを見ることができないことを、認識することがスタートなのです。

我々の眼球は、ものを茫漠とした映像でしか捉えていないそうです。その茫漠としてしか捉えていない映像を、脳の補完能力で、ものをはっきりと捉えられているのだそうです。従って、脳の補完能力がなければ、そのものをはっきりと見ることができなということになります。

しかし、視覚以外の感覚でものごとを捉える能力は、その人の技能(スキル)そのものなのです。

従って、自分が見ているのは、自分のスキルの範囲で見ているという自覚を持てば、見えていないものを意識することができます。従って、自分は、どれくらい感覚的にものが見えているのかを確認すれば、自分の能力を知ることができるのです。

自分の視覚的に見える範囲が、自分のスキルなので、これを認識していれば、自分のスキルの状況を知ることができ、その変化も知ることができるのです。

自分の見えるものを確認しましょう。そうすれば、スキルの変化に応じて、見えるものが変化するので、自分のスキルを知ることができるのです。

 

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