Arena Condition(乗馬の駈歩相談室)

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AM 8:55 Temperature 4.8℃ Humidity 57% 晴れ December 9,’24(Monday)

 

今朝は、晴れて風が冷たく湿度が低いです。

馬場は、水溜まりが可成り小さくなりましたが、まだ残っています。その他はベストで埃が立つほどになってきました。

 

さて、動力には作用点と支点があります。これまで作用点と支点の違いは、作用点が動点で、支点が定点だと考えてきました。しかし、作用点と支点との違いは、このこともあるかも知れないが、このことより重要な違いがあって、それは力の方向性を決定づけるのが作用点で、作用点の力の方向によって、支点の方向性が決定づけられるというのが大きな違いなのだと気づきました。

支点の力の方向性を変えることができる場合は、それはその時点で、支点ではなく作用点なのだということです。

乗馬の場合は、支点である脚やシートは、独自にその力の方向を変えることを粗できないので、作用点であるレインハンドで力の方向を変える意外にないのです。

脚は馬体の横からプレッシャーを掛け、シートはライダーの重量により真下へと、それぞれ単独ではその力の方向があるにも関わらず、レインハンドの方向によって、つまり作用点の方向によって、脚やシートの力の方向が決定づけられるのです。

支点である、脚やシートの力の方向は、作用点であるレインハンドの方向に左右されるのであり、支点の方向は、作用点の方向と一致するか平行線を形成するかのどちらかになるのです。

 

そして、多くの初心者のライダーが陥りやすい問題として、レインハンドに意識を向けると脚やシートのこと忘れ、脚やシートに意識を向けるとレインハンドのこと忘れるということがありますが、レインハンドによって脚やシートの力の方向が決定し、馬体のフレームを形成するとき、レインハンドと脚やシートによって成すとものだと理解して、例えば、馬の首を曲げるとき、レインハンドと脚の両方の連携で、これをなすと考えるようになれば、レインハンドを意識すれば必然的に脚やシートのことを忘れることはなくなり、例え忘れたとしても、不都合が生じたときに脚やシートに意識を向けて、これを修正することが可能になるのではないでしょうか。

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