Arena Condition(乗馬の駈歩相談室)

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AM 9:40 Temperature 24.6℃ Humidity 74%  曇り   August 31,’26(Monday)

 

今朝は、曇っていて気温も低めです。

 

馬場は、丁度いい湿り気で、ベストです。

 

乗馬において、長年私は、脚が80%、手が20%といってきました。

 

しかし、これは間違いです。この間違いに気づいたのは、20年位前でしょうか。

 

この間違いは、如何に私の頭が悪いのかということで、脚を80%にして、手を20%にすることなど不可能なことなのです。

 

脚と手は一対で、五分五分なのです。

 

しかし、多くのライダーは、五分五分になっていないのです。

 

何故なら、手を使ったとき、勝手に支点が生まれて、脚と違うところが支点となっているので、その支点となっているところと手が五分五分となっているので、手と脚とが一対になっていないだけのことなのです。

 

また、脚を使ったとき、反対側の脚が支点となっているので、脚と手が一対になっていないのです。

 

大凡手を使ったときは、ライダーの重心が支点になることが多いのです。

 

何故なら。ライダーは、手を使ったとき、バランス感覚によって、支点がライダー自身の重心になってしまうのです。このことによって、手とライダーの重心が向かい合って、引き合い押し合いとなって効力が発揮できないのです。

 

手を使うとき、真上にレインを引き上げれば、自動的にライダーのシートが支点となり、馬の背を押し下げることとなり、馬は収縮します。

 

また、手を使うとき、外方脚を支点にして、外方脚の少し外側へ引けば、馬の頭は外方脚の少し外側へ引かれ、外方脚の当たっている馬体の横腹は、馬の頭の少し内側へ押されることとなり、内方姿勢が形成されるのです。

手を使うということは、手が作用点となることで、その作用点の力を支点に向かうのではなく、支点と少しずらすことが重要で、作用点の力の方向を支点とずらすことで、作用点と支点の二つの力が平行になるので、回転モーメントが生まれるのです。

この回転モーメントが、馬を曲げることに有効な働きをするのです。

 

このとき、外方脚を支点とするためには、最初は少しオーヴァーにしないとできないので、外方脚を踏み込み、できればその外方脚で、レインを引くように力を入れるようにするとできるでしょう。

このとき重要なことは、外方脚で手の力を入れようとして、外方脚へ向かって手を引いてはなりません。外方脚の少し外側へ引くことが重要なのです。このことによって、手の力と脚の力が平行になるので、回転モーメントが生まれて内方姿勢ができるのです。

 

以上のメカニズムが理解できたら、馬上で実践するときは、考えてはなりません。

 

意識を手と脚に向けることで、手と脚がどのような感覚を感じているのかを捉えることができるので、その感覚がしっくり来るようにしようと思えば、少し時間がかかるかも知れませんが、焦らずに続けると必ずできるようになるのです。

 

感覚が身に付けば、支点を意図するところにおけるようになるし、何処へ向かって手を使えばいいかも、その感覚が導いてくれるようになるのです。

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