AM 9:10 Temperature 29.0℃ Humidity 68% 晴れ September 2,’26(Wednesday)
今朝は、久々にすっきり晴れて、気温も高めです。
馬場は、丁度良く湿っていて、ベストコンディションです。
さて、今日は、乗馬において重要な道具であるビット(ハミ)について、お話しをしたいと思います。
ビットには、大きく分けて二つの種類があります。
スナッフルビット(水勒)とカーブビット(大勒)です。
ウエスタン乗馬には、ボザールといったりハックモアと呼ばれたりするものがあります。
多くのボザールは、生がわを編んで作られていて、手の込んだ良質ものは、2~3,000ドル位します。
馬の調教では、サドルブレーキングからファウンデーショントレーニング、そしてフィニッシュトレーニングの大雑把には、3つに分けられます。
サドルブレーキングは、初めてサドルを馬に載せて人が乗ります。
このときは、ホルター(無口)で、一本のリードロープをつけて乗る場合もあれば、スナッフルビットで乗る場合もあります。
私は、30年ほど前は、ホルターにリードロープ一本で乗りました。
リードロープ一本だと馬をコントロールできません。従って、馬のコントロールしようとしてもできないので、右も左も解らない馬にとって余計なプレッシャーをかければ、馬は直ぐに混乱してしまうので、そうさせないためにリードロープ一本が良かったのです。
そして、駈歩や速足を出すとき、基本原則として、脚は使いません。何故なら、脚を使えば、バッキングしたり跳ね回ったりするリスクが大きいので、リードロープでお尻や肩に鞭のように軽く当てて使います。
そして、駈歩が、簡単に出るようになってから脚を使うようにします。
馬によって多少異なりますが、丸馬場で2~3回ぐらい騎乗してから、スナッフルビットを付けてファウンデーショントレーニングに入ります。
因みに、スナッフルビットはダイレクトレーンともいって、OリングやDリングにマウスピースがついていて、そのマウスピースには、スムースで断面が丸い2本のバーが中央で繋がって、自在に動く機能を持っているものがノーマルで、初期段階ではこれを使うことが多いのです。
ファウンデーショントレーニングの第2段階では、2本の鉄の丸棒(ワイヤー)を寄っているツイストのスナッフルを使用します。
このツイストのワイヤーには、太さが色々ありまして、とても細いのもありますし、断面が四角になっているワイヤーを寄っているものもあります。
馬の性質や能力によって、これらを使い分けてトレーニングします。
因みに、これらのツイストのスナッフルは、競技大会では違反のビットになっていて、使用できません。
多くのトレーナーは、ブレーキングして約一年ぐらいは、スナッフルでトレーニングします。馬によって異なりますが、早くカーブビットにする馬もいれば、なかなかカーブビットにできない馬もいます。
カーブビットは、スナッフルと違って、梃子の原理が活かされていて、シャンクにマウスピースのいろいろな形状のものがつぃていて、山のあるものをポートといって、そのポートの長さに規定があって、3,1/2インチ以下となっていて、それ以上長いポートのカーブビットは競技会では使用できません。
これを使用するとノースコアとなって、失格です。
また、シャンクの長さにも規定があって、8,1/2インチ以下です。
また、カーブビットには、チンストラップがついており、チェーンや皮でできているものがあります。
スナッフルは、レインを引くと引いた方へ力がかかる単純な仕組みでできていて、新馬のトレーニングに多く使用されます。これに対して、カーブビットは、梃子の原理が活用されていて、レインを引くとシャンクが引かれて、シャンクが引かれたときマウスピースが馬の口の中の上顎を押し、この力の支点になるのがチンストラップで、頤(おとがい)といわれる部分が力の起点となる仕組みとなっています。
そして、カーブビットは、競技会ではワンハンドで演技することが原則です。
左右のレインの間に人差し指一本を入れることが規定で決まっています。これに違反すれば、ノースコアで失格となります。


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