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今朝は、青空が所々見えていますが、全体的に雲が覆っています。
馬場は、2つあった水たまりが一つになり、今日明日には、その一つもなくなることでしょう。
他はほぼベストです。
さて、今日は、乗馬におけるサドルブレーキングのお話しをしましょう。
ホルターブレーキングとサドルブレーキングはブレーキングといい、ファウンデーショントレーニングとフィニッシュドトレーニングは、トレーニングといいます。
この考え方が、世界の乗馬先進国にあり、乗馬後進国である日本にはないものなのです。
日本にある言葉は、馴致です。
馴致とは、平たくいえば馴らすということです。良くいえば環境に順応させるということですが、悪くいえば麻痺させるということです。
馬のトレーニングで、馴らすということが全く無いということはありませんが、私は、あまり考慮しません。
何故なら、馴らせば、馬自身がそれを行うこと選択していて、馬の行動は、ライダーが指示するからやるというものでなければならないと考えているかです。ライダーが指示すれば、慣れているからではなくて、火の中でも通るというのが、私の考え方です。
話を元に戻して、ブレーキングとトレーニングに分けられているのは、コンセントレーションと理解とを分けて考える思想の違いがあるからです。
日本では、全て理解の範囲でトレーニングすることしかその社会にないのです。
しかし、先進国の世界では、コンセントレーションと理解の違いを明確に知っていて、馬のトレーニングで分けられているのです。
つまり、コンセントレーションすれば、理解がなくても理解していることと同じ行動をすることを知っているのです。
これが、ブレーキングなのです。
馬に理解させると考えずに、人にコンセントレーションさせて、人に従ったり人を背に乗せたりするのがホルターブレーキングでありサドルブレーキングなのです。
ある競走馬の牧場を訪問したときに、サドルブレーキングの話しになり、自転車のチューブを新馬の胴体に巻き付けて2~3日放置し、その後馬房で鞍を付けて騎乗するそうです。
つまり、馬に人が馬の背に乗ることを、時間をかけて馬に理解させてから、騎乗するという考え方なのです。
考え方といいましたが、考え方まで深く考えて到達しているわけではなく、昔からいわれてきたことなのでやっているといったものでしょう。
先進国では、人に対して馬をコンセントレーションさせ、一瞬で騎乗してしまって、馬は気がついたら人が背に乗っていて、考える間もなくワープするように、一瞬で人が背に乗る前と乗った後では、馬は何の変化もないといったものと考えられているのです。
例えば、馬に障害を飛ばせる場合でも、日本では、馬に理解をさせて飛ばそうとします。先進国では、ライダーにコンセントレーションさせ、大袈裟に言えば馬には障害を見えなくさせて、跳んでしまってから理解させるという考え方なのです。
また、水たまりを馬が怖がって前に進まなくなってしまったとき、日本人の多くは、水たまりは恐いものではないことを、馬に理解させようとします。
しかし、先進国では、水たまりから離れて、馬をライダーにプレッシャーをかけてコンセントレーションさせ、そして、水たまりへ近付き、それでも怖がれば、また水たまりから離れてプレッシャーをかけて、ライダーにコンセントレーションをさせます。
すると、馬は何事もないように水たまりに入るようになるのです。その上で、時間をかけて馬に理解させるようにします。
ブレーキングとトレーニングを分けて考えるのは、コンセントレーションと理解の違いを理解しているからこそ行われているのです。
時間をかけることで、恐怖心を増大させしまうことを、日本人は理解していないのです。 全く幼稚なのです。
従って、日本の乗馬界では、馬の躾がとても悪いのは、ブレーキングとトレーニングを分けて理解するという思想がないからなのです。
ホルターブレーキングとサドルブレーキングで、このことを理解できれば、日本乗馬界が飛躍できるのです。
今日は、ブレーキングの考え方までです。明日は、ブレーキングの実践に入ります。
馬には言葉が通じないので、人と馬がコミュニケーションするのは、難しいでしょうと良くいわれます。
その度に。人と人とがコミュニケーションする方が難しいですと応えます。


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