Arena Condition(乗馬の駈歩相談室)

AM 8:25 Temperature 7.9℃　Humidity 59%　晴れ　November 19,’24(Tuesday)

今朝は、晴れましたが気温が低く、この時刻で一桁です。

馬場は、大分回復しましたが、奥に水溜まりもありLW状態です。

乗馬は、ライダーと馬とのコミュニケーションで成り立つものです。

何故なら、ライダーの強制力で馬を動かすことが不可能だからです。車や船などと全く異なるのが乗馬なのです。

従って、馬のメンタルとライダーとのコミュケーションが必須要件となるわけです。そのコミュニケーションは、ライダーが主導権を握ったものでなくてはなりません。

そして、コミュニケーションとは、緊張と緩和によって行われるもので、つまり、プレッシャーを掛けることで、馬に緊張がもたらされ、そのプレッシャーをリリースすることで緩和がもたらされることで成り立っています。従って、プレッシャーをかけたとき馬に緊張が生まれなければならないし、リリースしたとき緩和にならなければ、コミュニケーションは成立しません。

ライダーは、馬にプレッシャーを掛けたとき、馬に緊張が生まれたのか、リリースしたとき緩和がもたらされたのかまで、ライダーは気にしなければならないのです。

そして更に、緊張と緩和のやり取りの中で、ライダーが主導権を握らなければならないので、プレッシャーの馬体との接触点で、重かったり硬かったり、軽かったり柔らかかったり等の感触で、馬のメンタルの状況をライダーが察知できるものなのです。

感触が軽かったり柔らかくなければ、馬はライダーに従順でないということなので、軽かったり柔らかくしなければならないと思わなければなりません。

そうでなければ、馬は抵抗を増大させることとなるのです。