AM 9:10 Temperature 19.7℃ Humidity 70% 曇り June 10,’26(Wednesday)
今朝もすっきりしなくて曇っています。
馬場は、水溜まりが残っていますが、外は水が引きました。
ライダーが馬とコミュニケーションして、馬をコントロールするのが乗馬なのですが、そのコミュニケーションは、プレッシャーという言語で行っています。
プレッシャーという言語は、気勢(勢い)と方向性です。
つまり、ライダーが馬に対して、プレッシャーをかけたとき、馬が反応をします。その反応は、ライダーが想定している気勢と方向があっていれば、プレッシャーをリリースし、違っていれば、プレッシャーを継続するか増幅するかして、ライダーの要求に合っている反応を求め、馬がこれに従えば、プレッシャーをリリースします。
馬は、このとき、どんな反応をすれば、プレッシャーから解放されるのかを学習します。
もし、馬がライダーのいうことを聞いてくれないとき、プレッシャーは、物理的には圧力ですが、ライダーが馬とコミュニケーションする言語であると思えば、その言語が馬に通じていないわけですから、通じるように方向性と気勢を、馬が聞き取れるようにすることが重要なのです。
しかし、多くのライダーは、馬がいうことを聞いてくれなかったとき、駈歩が出ないとか馬体の姿勢形成ができないとか思ってしまうのです。気勢と方向性が言語であるプレッシャーが馬に通じていないと考えることが必要なのです。
方向性は、手と脚やシートを組み合わせて行います。
多くの場合は、手でレインを引く方向が、支点となる左右どちらかの脚やシートの位置へ向かい、支点は作用点であるレインを引く馬の口元へ向かいます。
レインを引く方向が、支点である左右どちらかの脚やシートの位置から少しだけ外側または内側へずらせば、支点の力はそのずらした分だけ作用点である馬の口とずれた位置へと向かいます。
つまり、作用点と支点の二つの力が平行線を辿るようになるのです。
作用点と支点の二つの力で平行線を形成すれば、馬体に回転モーメントが生まれます。回転モーメントが生まれることで、内方姿勢や収縮を作ることができるのです。
そして、気勢は、馬の気勢が小さいときは、脚を馬体に当てたままレインを引く力を大きくすればいいし、気勢が大きければ、レインを引く力を弱くすればいいのです。
プレッシャーという言語を、気勢と方向性という意味を持つものと考えて、これを使い分けするスキルと見つけるように、乗馬を捉えてみては如何でしょうか。

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