AM 8:55 Temperature 5.0℃ Humidity 82% 快晴 December 18,’24(Wednesday)
今朝は、快晴で風もありません。
馬場は、ドライ状態です。
昨日は、レイニングにおける心構えのような記事を書きました。
特に、ショーイングの事前に練習をしようとするとき、考えなくてはならないことは、馬がどんなこと意識し、どんな精神状態になるかなのです。
同じ場所で同じことをしていれば、その場所に行ったとき、馬は勝手にそのことをしてしまうものです。また、直線走行をするとき、フェンスが横にあれば、そのフェンスに沿って走ろうとしてしまうのです。
ジャッジは、ライダーの指示に従っているか、勝手に馬が走行しているのかを審査対象にしていますので、フェンスに沿って走行すれば減点対象となります。
また、スライディングストップのときのランダウンで、馬が勝手にスピードを上げれば、これもアウトオブコントロール(ライダーのコントロールの欠落)と見なし減点対象となります。従って、例え、その後に良いスライディングしても、加点にはなりません。
更にまた、リードチェンジでは、指定された場所で行わなければなりません。指定された場所以外でリードチェンジすれば、ロングリード(間違ったリード)と見なされ、ペナルティが科されます。
レイニングのルールでは、規定の演技をしなくてはなりませんが、余分でも足りなくてもいけません。例えば、スピンは、回数が規定されていますので、オーヴァーしても足りなくても減点です。1/4回転を越えてオーヴァーすれば、演技全体が0となり、挽回はできません。
上げれば切りがありませんが、ホースマンシップに則り規定されていることですし、我々が普段どのように馬に接するべきかを教えられるものです。
レイニングは、馬を評価するもので、ライダーを評価するものではありません。
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