AM 9:15 Temperature 7.9℃ Humidity 39% 晴れ 強風 December 12,’25(Friday)
今朝は、荒れ模様のような風が吹いていて、晴れています。
馬場は、少々埃が舞っています。
ポジショニング(ライダーの姿勢)
ライダーの姿勢は、ドレッサージュおいていわれることが代表的で、上体は垂直であるが、ほんの少しだけ背を丸くして臍の下に溜ができるようにし、下半身は横から見て、腰の線の真下に踝が来るようにし、膝を軽く曲げた状態を維持するというものである。
この姿勢は、馬の前進気勢を妨げないようにするために、シートポイントよりスティラップ(鐙)が前に位置しないようにしている姿勢なのである。
この姿勢は、ライダーが楽に乗れるというものではないともいえるのである。
上体を前傾したり後傾したりして、ライダー自身の体重をシートで一番重く感じるところの姿勢が、上体を垂直にした姿勢なのである。この姿勢を、私は玉座と名打ったのである。
この、シートで、自分自身を一番重く感じるところが、玉座と名打ったポジションで、馬にとっては、ライダーを一番軽く感じるところなのであり、この玉座以外のポジションでは、ライダーの体重が分散するので、自分自身を軽く感じるところで、馬にとっては、ライダーを重く感じるポジションなのである。
上記のことを試して、ライダーがこのポジションを感覚的に知っておくことが大切なのである。
ライダーの姿勢は、唯一馬の運動に影響を与えられる要素なので、自分の姿勢を認知していることが重要なのである。
そして、馬の前進気勢を妨げないように、鐙を軽く踏むようにすれば、ドレッサージュの姿勢の目的である馬の前進気勢を妨げないことを達成できるのである。
ライダーが、軽く鐙を履いて、体重をあまりかけないようにするためには、太腿をサドルから少し浮かすようにすることでできるのである。
いろいろな乗馬の書籍に、「鐙をしっかり踏むように」と書かれているものが多いが、私は、この逆のことを提案するものである。
何故なら、ライダーが鐙に体重をしっかりとかければ、いろいろな弊害が出ると考えるからで、脚を容易に使えなくなることやシーティングを柔らかくできなくなることなどの弊害である。
敏感な馬に乗れば、ライダーのシーティングが柔らかいことが大切で、ライダーが緊張や癖で力が入っていると、それだけで敏感な馬は、落ち着きがなくなってしまうことがあり、ライダーが柔らかくシーティングすることは、重要なことなのである。
従って、ライダーが鐙をしっかりと踏むことには反対なのである。
極力シートの体重を負重するように、鐙に軽く足を載せておくだけがよいというのが、私の持論である。
また、馬の姿勢形成やストレッチ運動などの効果を上げるためには、ライダーのポジショニングは重要なファクターなので、自分のポジショニングを感覚的に、絶えず把握できるようにしておくことが大切なのである。
レイニングホースにおいて、求められるサークル走行のスピードコントロールは、フィジカル的には、バランスバックして前進気勢を減退させることでスローダウンさせるということがあり、また、馬のメンタルには、ライダーの前傾を合図としてスピードアップをし、後傾を合図としてスローダウンすることがあるので、ライダー自らのポジショニングを必要に応じてコントロールして、馬の動きをコントロールする意味から、ポジショニングは重要なのである。
また、スライディングストップのランダウンの場合は、ライダーのポジショニングはとても重要で、スライディングストップは、馬の重心より前に後肢の着地位置が来ることが求められるのである。
この場合、ライダーが上体を起こしてシーティングすることは、馬のバランスバックと後肢の踏み込みを促すこととなるのである。


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