Arena Condition(乗馬の駈歩相談室)

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AM 8:45 Temperature 31.6℃ Humidity 49% 晴れ  July 29,’26(Wednesday)

 

今朝は、昨日と違って気温が高く、日射しも強いです。

 

馬場は、ドライです。

 

 

競走馬で、馬が速く走れば知れば走るほど、蹄跡の幅は、細くなるのです。

 

何故なのでしょうか。皆さんは、お分かりになるでしょうか。

 

この実情は、競馬でなくても乗馬でも同じで、走るスピードが速くなると、蹄跡は一本の線になってしまうほどに細くなるのです。

 

それは、馬の走りが速くなるためには、二つの要因があります。一つは、ピッチが速くなることです。つまり、肢の回転が速くなることです。そしてもう一つは、ストライドが長くなることです。歩幅が長くなるということです。

 

馬は、速く走るためにピッチを速くすることとストライドを大きくする二つのことをしているのです。

 

馬の前肢は、脊椎(胸椎)の両脇に肩胛骨が繋がっています。ここに関節はありません。因みに、肩関節とは、この肩胛骨と上腕骨の間接のことです。

 

また後肢は、脊椎(腰椎)の最後尾に骨盤がついています。

 

脊椎の最後尾の後ろは、5つのブロックの骨が繋がって一つの骨になっている仙骨があり、骨盤は、脊椎の最後尾で仙骨の前に繋がっています。

 

馬が走っているとき、前肢も後肢も肢を踏み出します。

 

肢を踏み出して着地したときは、前肢は、肩胛骨と脊椎、後肢は、骨盤と脊椎が繋がっている部分は、肢を踏み出す前の位置あるわけです。

 

前後肢共に、ストライドを伸ばしたときに着地しており、このときコンパスの中心である肩胛骨と脊椎、骨盤と脊椎の繋がっている部分は、肢が踏み出す前の位置あるわけですので、当然の前後肢の先端は中央に寄らなければなりません。

 

従って、最もスピードが速くなったときは、当然ストライドも大きくなるので、前後肢共に馬体の中央に引き寄せられることになるわけです。

 

従って、馬が速いスピードで走ることで、蹄跡の幅が細くなるのは必然性があって、馬の能力や訓練度に関係ないのです。

 

因みに、前後肢共ハイスピードのときに馬体の中央に寄ることは、4肢が重心の近くで運歩するので、運動エネルギーの効率化という役割果たしており、無駄な力を使わずに合理的に走ることができているのです。

 

しかし、肢が曲がっていたり、左右の肢が開いていたりというように、骨格の形状で肢が馬体に中央に寄りにくい馬は、速く走るのが苦手だということができます。

 

馬が歩いているとに真後ろか見ると、後肢の飛節が歩く度に、中央委引き寄せられるようの歩く馬は、良好なのです。これに比べて、両後肢が開き気味に歩くのは、あまりいいとはいえないのです。

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