Arena Condition(乗馬の駈歩相談室)

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AM9:55 Temperature 24.4℃ Humidity Hi 霧雨    August 16,’26(Sunday)

 

今朝は、霧雨が降っています。

 

馬場は、ウェット状態です。

 

 

馬体が曲がることと進行方向について、お話をしたいと思います。

 

多くの初心者がやってしてしまう間違いは、左方向へ行きたいときに、左側だけのレインを引いて、左へ馬体を曲げてしまうことです。

 

シンプルな言い方をすれば、馬の首が左に曲がった分だけ、馬は左側へ進まないということです。

 

このときのレイン操作は、馬の肩を動かすための遠隔操作なのです。

 

つまり、ビットを操作して、馬の頭を動かすのではなく、肩を動かさなくては、馬の肩に肢がついていますので、肩の動きをコントロールすることで、肢の動きをコントロールすることができるのです。

 

馬の肩の動きをコントロールするためには、左右のレインを一緒に使って、馬の頭から肩までをロックし、頭から肩までを一体化させ、首が曲がらないようにした上で、外方から脚でプレッシャーをかけます。

すると、馬の肢が内方へステップするというメカニズムなのです。

 

ライダーが、馬の進行方向をコントロールしようとするとき、先ず、馬の肩の動きをコントロールしようと思わなくてはなりません。

その上で、左右のレインを軽く引いて馬の頭から肩までをロックして、一体化させます。そして、肩を動かすために、外方の脚でプレッシャーを掛けるのです。

 

馬体は、極論すると首が曲がる機能を持っているだけで、その外のヶ所は曲がらないと思っていいのです。

厳密に言いますと、脊椎の最後尾の十字といわれるところが、微かに曲がるといわれていますが、ライダーには体感できないくらいです。

 

馬の脊椎は、水平方向にも垂直方向にも曲がることはありません。

 

従って、収縮は、脊椎が蛇腹のように縮むことはないのです。

 

収縮は、脊椎が垂直方向に曲がることはないので、4肢が第4肋骨の真下に集まった状態をいうのです。

 

また内方姿勢は、馬の頭頂から首の最後尾と肩からお尻までがくの字になることです。

 

収縮は、4肢が重心の下に集まることで、馬体重を4肢が重心の真下に集まり支えるのです。

収縮することで、支持力と馬体重が一致するので、ライダーが前傾または後傾することで、容易に馬が動くことになります。

 

収縮すると、馬は最小限の力で動くことができるのです。

 

支持力とは、重心から支持点が遠くなればなるほど支持力が大きくなり、近くなればなるほど小さくなって、重心の真下に支持点が来れば、支持力とそのものの重量とが一致するのです。

 

支持力と重量が絶えず一致した形態をもっているのが球体です。理論上は、1tの球体でも1gの力で動かすことができるのです。

 

従って、収縮の態勢を形成することで、馬は最小限の力で動けるということです。

 

内方姿勢は、内方前肢と外方後肢が同一線上に位置することで、外方後肢から内方前肢へと運動エネルギーが通るようにしているのです。

そして、このことによって、運動エネルギーが重心を通過することとなり、無駄なエネルギーを使うことがなくなり、合理的運動をすることができるのです。

 

更には、サークル運動では、遠心力が働くので、内方姿勢を形成すると、外方後肢がサークルの内方へステップすることになるので、この遠心力と闘うことになるので、馬体がフラットなまま走行ができるのです。

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