AM 9:00 Temperature 20.3℃ Humidity 63% 曇り October 16,’26(Friday)
今朝は、曇っていますが、日中は晴れて気温も25℃を超えるようです。
馬場は、ハローが改良されて、ベストコンディションです。
乗馬における馬のガイドについて、レインハンドと脚の連携についての考え方が、日本は、とても遅れているだけでなく間違っているのです。
レインハンドを使えば、ハミを引くことになります。ハミを引くには、何処かで引く力を支えなくてはできません。
つまり、レインハンドでレインを引くことが作用点になり、これを支えるところが、支点となるわけです。
地上で、バケツを持ち上げれば、バケツの取っ手が作用点で、床に肢を踏ん張れば、足下が支点となるわけです。
このとき、人は、足下のことを意識せずに、合理的なところに足を踏ん張ります。それは、バランス感覚で行っているから、意識しなくても機能させているのです。
馬上でもライダーがレインハンドを使えば、当然のようにバランス感覚で、これを支えるので、支点のことを意識しないのです。
しかし、馬上では、人間のバランス感覚で支点を位置すれば、馬体を曲げることはできないのです。
馬体を曲げるための支点が必要なのです。
レインを引いたとき、バランス感覚で支点が位置すると、ライダーの重心が支点となるのです。
しかし、馬の首を左に曲げるときは、レインを左に引き、そのとき左脚を帯道当たりに付けて、これを支点にしなくてはならないのです。
そして、物理的には、レインを左へ引くので、馬の頭は左へ引かれる。このとき、馬の肩が左へ誘導されてしまうので、これを阻害するために左脚で、馬の肩を右へ押すような力が必要で、つまり、左脚を支点にして、馬の頭を作用点にして、支点と作用点が互いに反対方向の力が働くことになり、馬の首が左に曲がることになるのです。
しかし、ライダーのバランス感覚で、支点をライダー自身の重心に置かれてしまえば、レインを引く力とライダーの重心が引き合うことになるので、馬の首は曲がらないのです。
文章にすると、とても複雑で解り難いことになってしまいますが、よく読んで頂ければ解りきった簡単なことなのです。
しかし、日本の乗馬では、作用点と支点の関係性を、指摘している人を見ることはできません。
手を使って脚を使っていないとのことで、馬の肢が動かないという指摘良く耳にします。これが、著しく日本の乗馬を貧しいものにしているのです。
手を使うとき、有効なところに支点を置くようにライダーが心掛ければ、容易に馬体を曲げることができて、手を使えば同時に脚が働くようになるのです。


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