Arena Condition(乗馬の駈歩相談室)

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AM 9:15 Temperature 15.6℃ Humidity Hi  雨  November 5,’26(Thursday)

 

今朝は、昨夜からの雨が続いていて、後1時間ぐらいで止むそうです。

 

馬場は、水浸しです。

 

 

さて、今日は、乗馬における新馬のファウンデーショントー-ニングです。

 

サドルブレーキングの後、広い馬場に出て、基礎調教を行います。

 

サドルブレーキングと同じで、キーワードは、ライダーに対するコンセントレーションです。

 

コンセントレーションは、基本的に進行方向の切り替えによって、馬が何時ライダーの指示がくるか分からないので、ライダーに絶えず意識を向けるようになるということで、絶えず「指示待ち状態」にすることです。

 

進行方向の切り替えとは、前進したらストップし、ストップしたらバックアップし、左へ進行したら右へ転換したり、右へ進行したら左へ転換したりするということで、ルーティンワークにならないように進行方向を切り替えます。

 

このときの注意事項は、方向の切り替えの度に、レインプレッシャーをリリースすることです。

ワンアクション毎にレインプレッシャーをリリースすることで、馬は混乱したり興奮したりすることがなくなります。

もし、レインプレッシャーをリリースしなければ、混乱したり興奮したりして、コントロールできなくなってしまいます。

 

そして、常歩と速歩で、準備運動をします。特に速歩を多用します。

 

何故なら、速歩は、馬にとって、常歩ほど余裕がないし、駈歩よりは余裕があるので、丁度いい緊張状態なのです。

 

しかし、馬によって個体差があるので、常歩でも充分に緊張するのであれば、無理に速歩をしないし、速歩でも緊張しないのであれば、駈歩で時間を使ってから準備運動をします。

 

準備運動には、ウォーミングアップとプリパレーションがあり、ウォ-ミングアップは、馬のコンセントレーションの状態で決めます。コンセントレーションが充分であれば、ウォーミングアップで身体を温めることをします。コンセントレーションが充分でない馬は、最初からプリパレーションを行います。

 

日本のウエスタンのトレーナーには、新馬のトレーニングで、パフォーマンスのトレーニングをしたがる人がいます。

 

私の場合は、パフォーマンスのトレーニングより、馬の従順性やコンセントレーションを充分に養成することを優先します。

 

アメリカで勉強しているとき、いろいろなランチに訪問して感じたことがあります。

 

それは、レヴェルの高いランチほどトレーニングが進んでなくて、レヴェルの低いランチほど、スピンやストップができているのです。

しかし、競技会に出る頃になると、レヴェルの高いところは、クォリティの高いパフォーマンスになっていて、レヴェルの低いところは、、ストップやスピンをするものの馬に落ち着きがなく、そのクォリティも余りたく進んでいないのです。

 

それをみて、基礎調教において、コンセントレーションと馬体の各パーツの可動性と従順性をトレーニングすることの大切さを感じものです。

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