AM 9:00 Temperature 31.0℃ Humidity 66% 晴れ J右ly25,‘26(Saturday)
今朝は、晴れて風がありません。昨夕雨があったので、少しだけお湿りでした。
馬場は、LD状態です。
馬のムーヴメントには、メカニカルムーヴメントとテクニカルムーヴメントがあります。
馬の常態は、第4露骨に重心があり、バランスフォァが自然体で、頭の8の字運動により重心移動を行って走行しています。これをメカニカルムーヴメントといいます。
メカニカルムーヴメントに対して、重心を後方へ移行するバランスバックや後肢の踏み込みを深くして、後肢の筋肉運動によって重心移動を行って走行することもできるのです。これをテクニカルムーヴメントいいます。
このメカニカルムーヴメントは、放牧場で馬がリラックスして歩いているとき、最初の数歩だけ肢の筋肉使っていて、その後は全く肢の筋肉は使っていないのだそうです。
従って、ライダーが何らかの要求をしなければ、馬は絶えずメカニカルムーヴメントをしようとするものなのです。つまり、テクニカルムーヴメントをしていても、絶えず馬はメカニカルムーヴメントへと移行しようというベクトルが働くということです。
何故なら、メカニカルムーヴメントは、肢の筋肉運動が少なくて済むので、体力の消耗が少なくて、且つ筋肉を初めとするフィジカルのコンディションにも影響を受けにくいという利点があるからなのです。
メカニカルムーヴメントは、下り坂を下るような慣性の働く運動なので、直進性には優れていても、方向の変化をもたらすような運動、つまり、方向の変換や停止発進などが混在するような運動には向かないのです。
従って、競馬は、主にメカニカルムーヴメントで走行するのですが、馬術となると、テクニカルムーヴメント多用することとなるのです。
馬は、メカニカルムーヴメントとテクニカルムーヴメントのどちらかを選択して走行しているわけではなくて、必要に応じてその割合が変化すというものなのです。
因みに、競馬でも、第4コーナーを曲がってダッシュするとき、頭を上げて疾走する馬は、このとき肢の筋肉運動を活発化させていて、テクニカルムーヴメントの割合を大きくしているのです。
しかし、このような馬はエキサイティングな走行となるので、競馬ファンには人気が出るのですが、身体のコンディションに影響を受けるので、大勝ちするときもあれば、大負けすることもあり、筋肉疲労や疲労骨折をすることもあり、命を全うすることができない馬が多いのです。
これに比べて、第4コーナーを曲がっても、頭を上げることなく疾走して勝ってしまう馬は、メカニカルムーヴメントの割合が大きく走行しているので、身体のコンディションの影響を受けにくく、大負けすることがなく、命を全うするうことができる馬が多いそうです。
その一方で、テクニカルムーヴメントには、ブリティッシュ乗馬とウエスタン乗馬の最も異なる特徴があるのです。
テクニカルムーヴメントは、後肢の筋肉を行使できるように、重心が後肢の上に来ることが必要となるのです。
このために、ブリティッシュ乗馬は、重心を後方へ移行しているのです。
前駆を起揚させて、重心を後方へ移行させるバランスバックをしているのです。
ウエスタン乗馬は、牛を追走するのがルーツでルーズレインなので、レインをタイトにして前駆を起揚させることができないので、バランスバックができないのです。
もし、レインをタイトにすると、牛の運動神経による素速い動きに対等に動くために、人間の運動神経では到底できず、レインをルーズにして馬の運動神経によって、牛に対応する必要性があり、後肢を重心の真下へ踏み込ませることで、後肢の筋肉運動をするテクニカルムーヴメントを実現しています。
簡単に表現すると、ブリティッシュは重心を動かし、ウエスタンは後肢を動かして、後肢の筋肉運動を活発化させて、テクニカルムーヴメントをしているのです。
テクニカルムーヴメントは、筋肉運動なので、体力も消耗がメカニカルムーヴメント比べて大きく、フジカルのコンディションに大きく影響されるものなのです。しかし、その一方で、筋肉運動は、馬の恣意的運動となるので、制動性が高く、方向の転換や発進停止の変化にも対応できるものなのです。
メカニカルムーヴメントは、下り坂を下るようなムーヴメントなので、体力の消耗が少ない省エネ運動で、直進走行に向いていて、その反面慣性的運動なので、制動性が悪いので、馬術には向いていないムーヴメントなのです。
一方、テクニカルムーヴメントは、上り坂を登るようなムーヴメントなので、体力の消耗が激しく、フィジカルのコンディションに影響されやすい反面制動性に高いムーヴメントなのです。
因みに、レインをタイトにして馬の頭の動きを拘束して運動すると、馬は直ぐに発汗し息の上がるのは、肢の筋肉運動をしているからで、テクニカルムーヴメントとなっている証なのです。

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