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今朝は、日射しが強く気温も高めです。
馬場は、大分水たまりも小さくなってきて、外はベストです。
今日は、サークルのガイドについてお話しをしたいと思います。
ガイド(Guide)というと誘導というと訳すのが一般的ですが、動くもののコントロールには、ガイドということは有り得ないのです。
例えば、車のハンドルと左に切ると、車は左へと進行方向が誘導されるのではなくて、タイヤが横向きになって直進力にブレーキが掛かり、グリップ力の小さい方へ車が動くのです。
ロケットの軌道修正もまた、逆噴射をして、進行方向にブレーキを掛けて、軌道修正をしているのです。
馬のガイドというのは、実際には有り得ない話で、馬の動きにブレーキを掛けるので、つまり、進行方向を妨げる力が働くので、進行方向が変化するのです。
進行方向をコントロールするとは、ブレーキを掛けることなのです。
この前提を踏まえて、馬の進行方向は、馬の縦の中心線(正中線)に対するステップの角度で決まるのです。
特に外方前肢のステップ角と外方後肢のステップ角の相対性で決まるのです。
つまり、外方前肢のステップ角をA、外方後肢にステップ角をBとした場合
A>B Aのステップの方向へ馬は進行する。
A<B Aのステップの方向と逆方向へ馬は進行する。
A=B 馬は、AとBのステップの方向へ、サイドステップする。真横へ馬は進行する。
以上のような法則で、馬は進行方向が決定します。
サークル走行の場合、外方後肢の役割には、推進とサークルの遠心力と闘う二つがあります。
従って、外方後肢のインサイドステップは、一定の角度を維持することが大切なのです。
勿論、常歩や速歩や駈歩で、外方後肢のステップ角をコントロールして、進行方向をコントロールすることがありますが、通常のサークル走行をする場合は、外方後肢の一定のステップ角を維持して走行します。
その上で、外方前肢のステップ角の大小を制御して、サークルの軌道を大きくしたり小さくしたりします。
例えば、左サークルの場合、馬を推進し、外方脚を支点にして、左右のレインをホールドし馬の頭から肩までをロック(固定)させ、その上で左内方へ引き、外方前肢がよりインサイドへステップするようにブレーキを掛けます。
すると、外方前肢の左側へのインサイドステップの角度が大きくなって、サークルの軌道は小さくなります。
一方、外方脚を支点にして、左右のレインでホールドし、その上で外方脚の方へ引きつけるようにします。
すると、外方前肢のインサイドステップの角度は小さくなって、サークルの軌道は大きくなります。
サークルから直線走行へ移行する場合、サークルの軌道を大きくする場合と同様にして、外方前肢のステップ角をより小さくすれば、直進方向へ移行するようになります。
サークル走行時に、馬が内方へ切れ込むような問題がある場合、内方から脚でプレッシャーをかけるように指導しているインストラクターが大勢いますが、これは間違いなのです。
馬が内方へ切れ込むとライダーが感じているときは、馬の前肢がインサイドステップしているのが原因ではないのです。
この場合は、外方後肢がインサイドステップしなくてはならないのがアウトサイドステップになってしまっているのです。
従って、これを矯正する場合は、外方脚を支点して、左右のレインで馬の首をホールドし、その上で支点である外方脚の方へレインを引けば、外方後肢がインサイドステップすると同時に、外方前肢のステップ角がより小さくなって、内方へ切れ込むことが解消できるのです。
また初心者が、サークル走行から直線走行へ移行するとき、馬の頭をサークルの外へ向けてしまうことが多々あります。
このようにしてしまうと、馬のステップのコマンドが壊れてしまうのです。
ステップのコマンドとは、馬の内方肢の外側を回って外方肢が交差してステップしている法則のことです。
つまり、左サークルであれば、前後肢共に、左内方肢に対して右外方肢が外側を回って交差しているのです。
因みに、右サークルの場合は、この逆になります。
さて、サークル走行から直線走行へ移行する場合、馬の頭をサークルの外側へ向かって引っ張ってしまうと、内方肢が外方肢の外側を回って交差するようになってしまうのです。つまり、ステップのコマンドを壊してしまうのです。
サークルのコントロールは、前提条件が馬の推進です。その推進方向に対し、どのような強さと角度でブレーキを掛けるかでできるのです。

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