AM 9:20 Temperature 22.2℃ Humidity 90% 曇り September 5,’26(Saturday)
今朝は、曇っていて、湿度がとても高いです。今日の予報では、雨はないようです。
馬場は、昨夜の雨でウエット状態になってしまいました。
さて、今日は乗馬において、如何にライダーを上達させるかです。
初心者のライダーを上達させることは、とても簡単なことです。
この段階における上達の仕方が、とても重要なのです。
初心者の上達の仕方が、日本社会で専ら行われている駄目出しの方法であると、上達して行くにつれて、上達がとても難しくなってしまうことになるのです。
初心者の内に簡単に上達する方法で、上達すれば、上級になればなるほど上達が簡単になるのです。
ブリティッシュのU-Tubeを見ると、ライダーがやらなければならないことばかりで、脚の使い方や、姿勢だったり、駈歩の出し方だったりというように、全てライダーのスキルばかりなのです。
これを読んでいる人達の多くは、それの何が悪いのだと思うに違いありません。
自分が何を見ているのかという自覚がないので、そのような感想を持つのです。
何故なら、ライダーを上達させるのだから、ライダーの技術的なことを指摘するのは、当たり前だと思うに違いありません。
このことが、馬鹿が馬鹿たる所以なのです。
車のエンジンをかけるとき、そのスイッチのかけ方ばかりを指摘しているのが、これに当たるのです。
どんなにスイッチの入れても、エンジンがかからなければ、車の修理をするのは当たり前でしょう。
ライダーの脚の入れ方が悪いから、駈歩が出ないから、脚の使い方を指摘するのは、エンジンがかからないのに、エンジンを修理しないで、スイッチの入れ方ばかりを指摘していることなのです。しかも、そのことに気づいていないのです。
初心者がどんな脚の入れ方をしたとしても、簡単に駈歩が出る馬に調教するべきなのです。
どんなスポーツでも、成功が更なる成功を生むのです。つまり、できてしまうことが、更に出来ることに繋がるということなのです。
従って、簡単に駈歩が出る馬に乗って、ライダーが、駈歩を出せる成功体験をすることで、どんどん脚を上手に使えるようになり、簡単に駈歩を出せるから、余裕が生まれて、力も抜けてくるのです。
つまり、プロや指導者と呼ばれる人の仕事は、ライダーの駄目出しではなくて、馬の調教なのです。
未熟なライダーが乗っても、簡単に駈歩が出て、決して暴走しない馬を作ることがプロの仕事なのです。
この仕事ができないで、プロといえますか。
恥ずかしい限りではありませんか。
私のクラブに来るお客さんの80%位は、ブリティッシュのクラブで、散々駄目出しをされて、自信を失ってしまった人達ばかりです。
そこで私がいうのは、反省や努力や勇気や忍耐の必要なやり方は、能なしで馬鹿が指導する方法なのだと。
何も考えずに、駈歩で楽しく乗って、できなかったことは忘れて、一つでもできたことについて、何故できたのか、何が良かったのを振り返って見て下さいというのです。
100の内1つでもできれば大成功なのです。
その1が2になり、やがて10になり、それが30になることが上達なのですから。1の成功について思考するべきで、できなかった99のことをどんなに考えても、できない奴が、そのできないことを考えても分かるわけがないのです。
駄目出しは、隣の家へ行くのに、隣の家の反対側へ向かって地球を1周まわって行くようなものなのです。
叱られて伸びるタイプなどということが、世間で良くいわれますが、叱られて伸びる人は、できたことを指摘したり、自らできたことの理由を探したりするようにすれば、もっともっと伸びるのです。
実際は、叱って伸びる人はいません。
初心者が乗って駈歩が出ないのであれば、簡単に駈歩が出る馬に調教しなくてはなりません。馬が抵抗や反抗をするのであれば、その対処の仕方を指導するのはなく、抵抗や反抗のしない馬に調教することが指導者の仕事なのです。


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