AM 9:05 Temperature 22.8℃ Humidity 52% 晴れ October 22,’26(Thursday)
今朝は、例年通りの気温で、昨日よりは大分低めで、あまり風もありません。
馬場は、昨日の雨で良いお湿りになり、ベストコンディションです。
乗馬におけるプレッシャーについて、お話しをしたいと思います。
ライダーが馬に与えるプレッシャーは、馬体を曲げるためのプレッシャーと馬を動かしたり動きをコントロールしたりするために与えるプレッシャーには、違いがあります。
つまり、馬のフィジカルに与えるプレッシャーと馬のメンタルに与えるプレッシャーとでは違うということです。
フィジカルに与えるプレッシャーは、絶対値としての強弱で、物理的力の大きさで、その効果が現れるということです。
メンタルは、相対性でできていて、前後の強弱の差で、感じる強さを特定しているということです。
しかし、これは便宜上のことで、ライダーが馬のフィジカルに与えるといっても、メンタルに与えないプレッシャーは存在しません。
従って、ライダーは、馬に与えるプレッシャーは、馬のメンタルに与えるものと思ってもいいのです。
メンタルは、相対性で構成されているのです。
味でも温度でも接触感でも、直前と直後の差で特定しているのです。
つまり、甘い物の後の塩味は、とてもしょっぱく感じたり、氷を触った後に水に触れれば、お湯でなくても温かく感じたり、尖ったものに触った後に角が取れたものに触れれば、丸く感じたりするものなのです。
つまり、前後の強弱や高低や硬軟などの差によって、我々はそのものを特定しているのです。
馬に与えるプレッシャー、特に馬の動きをコントロールするためのプレッシャーは、前後の強弱によって、馬は強く感じたり弱く感じたりしているということなのです。
初心者のライダーが一生懸命脚を使っているのに、馬が一向に反応しないということがあります。それは、前後のプレッシャーにギャップがなくて、馬がそのプレッシャーに慣れてしまって、反応しないという現象なのです。
従って、このとき、脚を弱く使ってから強くしたり、リズムをランダムしたり、馬が脚のプレッシャーの前後のギャップを感じるようにすれば、馬はそれほど強くないプレッシャーでも反応するようになるのです。
また、リズムは調和を生み出すものなので、脚に敏感な馬でも、リズミカルに脚を使えば、それほど過敏に反応することがなくなり、脚に鈍感な馬でも、ランダムに脚を入れるようにすれば、馬の反応を生み出すようにできるのです。
馬のメンタルにプレッシャーをかけていると、ライダーは理解して、相対性を活用して、馬の反応を作り出すように考えなくてはならないのです。

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