AM 9:40 Temperature 24.5℃ Humidity Hi 晴れ August 12,’26(Wednesday)
今朝は、先ほどまで曇っていましたが、今は晴れてきました。
馬場は、台風の影響で大雨でしたので、水浸しです。
さて、今日は、プレッシャーのリリースのタイミングです。
昨日、お客様との会話で、プレッシャーをかけたとき、リリースのタイミングは何時かという話題になったので、お話ししたいと思います。
そもそも何故リリースが、必要なのでしょうか。
馬の反応を、メンタルとフィジカルとに便宜上区分すると、リリースは、メンタルに必要なことで、フィジカルには必要がありません。
我々ライダーは、馬のメンタルを見ることはできません。
つまり視覚では、馬のメンタルの状態を見ることができません。
馬のフィジカルの動きは、視覚で見ることができますが、フィジカルの動きでのリリースは意味がありません。
簡単にいえば、馬のメンタルに対して、プレッシャーをかけたとき、馬のメンタルを緊張させ、馬が指示通りの反応を示したとき、プレッシャーをリリースして、馬のメンタルを緩和させるのです。
馬のメンタルを緩和することで、馬の反応を肯定し、褒めることとなり、馬はその指示に従うことで、褒められると理解して、再びその指示があれば、同じ反応をするというメカニズムです。
しかし、ライダーは、馬のメンタルを視覚で捉えることができません。従って、馬のフィジカルの動きのタイミングで、プレッシャーをリリースすることには意味がないのです。
従って、ライダーが馬に対して、駈歩を要求し、馬が駈歩をしたからプレッシャーをリリースするというのは意味がないのです。
このことを詳しく説明すると、馬の持つ概念は、気勢(勢い)と方向性です。
つまり、駈歩という概念がないのです。
従って、駈歩をしたからプレッシャーをリリースしても、馬が駈歩をしたからリリースされたとは思わないということです。
それでは、ライダーは、馬に対してプレッシャーの後にリリースするとき、何時すればいいのでしょう。
ライダーは、馬のメンタルの状態を捉えることができるのです。
それは、プレッシャーをかけたときの感触です。つまり、プレッシャーを馬に与えたときの馬体との接点での感触は、馬のメンタルの状態を現しているのです。
プレッシャーに対して、馬が軟らかく、または軽く反応することが、ライダーの指示通りに反応したことになるのです。
ライダーは、プレッシャーをレインハンドや脚で、馬に与えたとき、その接点で、重かったり硬かったり軽かったり軟らかかったりといった感触を感じます。
最初、重く感じたり硬く感じたりしても、一旦リリースして、2回目にプレッシャーを与えたとき、最初のプレッシャーのときより軽かったり軟らかかったりしたとき、つまり、抵抗感が小さくなったときにリリースします。
もし、最初より抵抗感が大きくなったときは、プレッシャーを継続するか増強して、抵抗感をより小さくしてからリリースすることが必要なのです。
抵抗感が馬のメンタルの現れですので、抵抗感が減少したか増幅したのかが、ライダーにとって、プレッシャーを与えたときの最大の関心事でなくてならないのです。
しかし、初心者のときは、馬に駈歩を要求したので、駈歩をしかかどうかに関心をもってしまうのです。
脚でプレッシャーをかけたとき、馬はその接点で押し返したり無反応だったりした場合は、馬のメンタルが反抗したり無視したりしているということなのです。
従って、こんなときは、脚のプレッシャーを継続するか増幅させて、脚の馬体との接点において、抵抗を弱くしてから、駈歩にならなくてもリリースする必要があるのです。
馬は、抵抗を弱めればプレッシャーから解放されると思うえば、やがて、ライダーのプレッシャーによって駈歩をするようになるのです。
このとき、駈歩にならないからといって、ライダーがプレッシャーを継続したり増幅したりした場合は、ライダーの指示に従って駈歩をするときもあれば、もっと反抗が大きくなったりもします。
このときは、ライダーと馬とのコミュニケーションは成立していないので、やがて、馬の反抗が大きくなってしまうことになります。
そして、ライダー自身が、馬のとのコミュニケーションを誤解したままになってしまうのです。
残念!!!

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