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今朝は、曇っていて少々風が吹いています。
馬場は、水溜まりがなくなりベストコンディションです。
ウエスタン乗馬の社会で行おうとしていることは、事業として取り組んでいる人や趣味として関わっている人など様々でありますが、核となる部分においてはこの市場原理が充分に機能する社会でなくてはならないと考えています。
繁殖生産・育成・調教・流通これらのことが全て市場原理に基づき営まれる社会として形成されなければなりません。
そして市場原理を裏付ける物は、馬の生産性であります。
馬の生産性とは、付加価値を生み出すということであります。
付加価値の出発点は、競技会の賞金であります。
第一には、その賞金を獲得でき可能性の大きい馬であります。
第二に、その馬を製品化できる調教師の技量であります。
第三に、調教師の技量を駆使して出来上がる高品質馬の素材としての馬を生む牝馬であります。
第四に、その牝馬に良い素材の馬を生ませることができる種馬であります。
これらの4つのファクターは、それぞれに生産性があって、第一段階では、賞金獲得の確率の高い馬は、高い値段が付く。
第二段階では、調教技術に対して市場が評価して、優れた調教師にはより多くの顧客が付く。
第三段階では、繁殖牝馬に市場の購買意欲が向かい高価格が形成される。
第四段階では、良い種馬に対して種付け依頼が多く集まる。
これらの生産性を市場が自然に評価するようになって、消費行動がその評価によって決まる社会が健全といえるし、発展し得る社会だということができるのです。
こんな道理は今更言う程のことではなくて、誰もが理解していることでしょう。しかし今の日本で特に乗馬の社会でそれを実際のやろうとすると、とんでもない抵抗が生まれるのは何故でしょう。
市場原理社会というのは、日本において本当に機能した時代が実はなったのです。いつもどこか政府が作為的保護政策によってバランスをとってきてしまっているので、日本の歴史上、命を張って市場原理を市民が勝ち取らなければならないような事態を経験したことがない。
その経験のなさから見えざる恐怖を感じてしまうのが今の日本といえるし、官僚が考える市場原理は、どこか市民を信用できないために肝心なところに規制を引いて、市場原理が機能する冒険ができないのであります。この結果日本の国民は、本当の大人になれないでいるということなのです。
市場の一人一人の決断は、自らの生殺を決定するものであります。その決断で失敗をしても政府や行政がどこかで助けてくれることを期待している。こんな国民は、決して大人とは言えないのであります。
早くみんな大人になりましょうと、私は声を大にして言いたい。
ウエスタンの乗馬社会が、乗用馬そのものに生産性が生まれ、その生産性を基軸に消費の選択がされるような、市場原理が機能する社会になれば、生産者も消費者にとっても望ましいはずで、需要と供給が市場原理で誰の作為も入らずにバランスがとれて、正しく理想的なのです。
全乗協も日馬連も市場原理という原点を誰も見ようとせず、一般の人達は権威という幻想に捕らわれて、市場原理社会に勇気を出し船出することができない。
政府や業界団代は、その社会のベクトルを示唆するコンセンサスを創るために存在するのであって、個々の決断や選択に介入してはならないのが鉄則なのです。
個々の決断や選択によるリスクは、個々が負うべきであって、第三者やまして政府や団体が負担してはならないのです。勿論個々が勝ち得た利益は個に帰属するものであるのは論を待たない。
特定のエリアで特定の時限において社会主義は、成立するかも知れませんが、決して永続することは不可能で、この社会において民衆が成熟した大人社会に発展することは決してありません。
これをお読み頂いた皆さんに申し上げたい。私のことが嫌いでも好意を持っていてもそれに捕らわれないで、本当に自らの判断と選択をして頂きたいと願っています。
本当に我々のウエスタン乗馬社会は、このままで良いのでしょうか。
ノンプロもプロも共に自立した関係で、馬の生産性を基軸に需要と供給が成される市場原理が機能する社会でなくてはならないはずです。
これらの社会としてウエスタン乗馬社会が形成されるには、皆さんが馬の生産性を基軸に自由にものを考え、選択するだけで簡単に出来上がるので、決して難しくはないのです。
ただ勇気が必要です。自らの決断や選択は、利益をもたらすかも知れないし、損失を蒙るかも知れません。それは自分自身の責任において完結しなければなりません。
至極当たり前のことであります。
馬に乗ることもそうであります。自らの判断で馬をコントロールしなければなりません。誰かの指導を鵜呑みにすることでは、決して自由にものを考えられる人に成長することはできませんし、その人に乗られる馬のことを考えるならば、自ら自信を持って決断して、馬に指示する人を馬は支持するはずなのです。
ウエスタン乗馬社会が市場原理の機能する社会に転換するのは、道は遠く険しいかも知れませんが、皆さんに充実感をもたらし本当の乗馬の醍醐味をもたらしてくれることでしょう。

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