AM 9:40 Temperature 33.2℃ Humidity 52% 晴れ August 25,’26(Tuesday)
今朝は、酷暑が舞い戻ったようで、気温が35℃越えになりそうです。
馬場は、水たまりが残っていますが、外はベストです。
さて、今日はストップ(停止)について、お話ししたいと思います。
馬体の構造上ストップの初動は、後肢です。つまり、後肢で止まるということです。
何故なら、前肢の間接は、後方へ曲がる構造のみで、前方へ曲がる構造を持っていないので、ストップを前肢で行えば、前肢を前方で曲げる力が働くので、必ずといっていいほどに前肢の故障につながるのです。
これに比して、後肢は、飛節が前方に曲がる構造を持っており、ストップで発生する力に闘える構造なのです。
因みに、オートバイでストップする場合、後輪でストップせずに前輪ですれば、転倒してしまうのです。また、車でもストップは主体的には後輪でストップするのが基本で、これに付随するような形で、前輪も制動するようにブレーキを掛けますが、決して主体的に前輪でストップすることはありません。
さて、馬の場合ストップの原形は、回転運動なのです。
多くの日本人のトレーナーは、これを知りませんし、ブリティッシュのトレーナーもこれ知りません。
あまりに知識がなさ過ぎるといってもいいほどで、ストップの原形が回転運動だということは、基本中の基本なのです。
私は、レイニングホースの血統の馬に乗っているので、新馬をトレーニングするとき、ストップを指示したとき、殆どの馬は後肢でストップしますが、偶には、前肢で止まろうとしてしまう馬もいないわけではありません。
従って、新馬にストップを教えるとき、常歩や速歩で、前進走行からストップを指示するのではなく、90°以上の回転を求めるようにします。
するとストップを知らない馬は、それまでの前進気勢を減退させて、進路変更をしようとします。このとき、馬は回転運動を指示されるので、後肢が制動し、前肢への体重の負重を軽減させようとします。
何故なら、前肢への体重の負重が大きいままでは、回転運動ができないからなのです。
ストップを教えるとき、前進走行から回転運動を求められるので、自然に後肢で制動するようになるのです。
このとき、つまり、前進走行から回転運動へと進路変更するときボイスキューとして「Whoa」と発生します。
これを繰り返すと、馬は「Whoa」と発声し、且つ回転運動を指示しなければ、馬は後肢でストップするようになるのです。
しかし、このことを知らないトレーナーは、左右のレインを引いてストップを命じてしまうのです。
すると馬は、前肢でストップをするようになってしまうのです。そして、前肢の故障を作ってしまうのです。
何故なら、レインを引いてストップを命じれば、馬の頭に近い前肢で止まろうとするのが自然なのです。
このことは、ウエスタンだけの問題ではなく、ブリテュッシュでも大きな問題なのです。ジャンプ競技は、前肢の負担が大きいスポーツなのです。 従って、回転運動の対応性を高めるようにしておくことが、ジャンピングの能力を高めることになることを考慮しなくてはならないのです。
ストップの原形は、回転運動にあるのです。

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