Arena Condition(乗馬の駈歩相談室)

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AM 8:20 Temperature 32.3℃ Humidity 59%  晴れ   July 23,’26(Thursday)

 

今朝は、夏空ですが、少々風があります。 昨日は、39℃を少々超えました。

 

馬場は、ドライ状態です。

 

 

ライダーが馬に要求することは、速歩や駈歩、左右への走行や発進や停止、レイニングホースならスピンやサークル走行などです。

しかし、これは、ライダーが思っているだけで、馬には、駈歩とかスピンとかという概念はないので、ライダーが馬を、駈歩をしてくれたといって褒めたり、スピンしたからといって褒めたり、また駈歩をしなかったからといって叱責したり、スピンしなかったからといって叱責したりしても、馬にはその意味を理解することはありません。

 

馬が持っている概念は、気勢と方向性です。

気勢とは、勢いです。 方向性とは、前後左右と発進と停止の運動方向です。

 

つまり、馬が持っている概念は、何処に向かってどんな勢いで走行するかなのです。従って、ライダーは馬が持っている概念で、叱責したり褒めたりしなくては、馬とのコミュニケーションが成立しないのです。

 

ライダーが馬に対して、左方向の駈歩を要求したとしても、ライダーの望む左方向で、ライダーの望む気勢で馬が進めば、駈歩でなくてもプレッシャーを一旦リリースして褒めなくてはならないのです。そうすることで、馬がやがて駈歩をするようになるのです。

また、この場合馬が駈歩をしたとしても、方向が違っていたり、気勢が高すぎたりしたときは、叱責しこれを正さなければならないのです。

 

従って、ライダーは、馬に何らかのことを要求するとき、駈歩や速歩と思っていたとしても、同時にその気勢と方向性を認識しておく必要があって、その気勢と方向性と馬の反応があっていれば、プレッシャーをリリースし、合っていない反応をしたときは、プレッシャーを維持増幅して、これを諫めて、要求するところの気勢と方向を求め、これにあった反応をしたときに、プレッシャーをリリースすることが大切なのです。

 

因みに、プレッシャーは馬を叱ることで、リリースは褒めることです。しかし、リリースは、プレッシャーの後にするのでなければ、意味がありません。また、プレッシャーとリリースは相対性なので、プレッシャーの後のプレッシャーが弱くなればリリースであるし、後のプレッシャーが強ければ、事前のプレッシャーがリリースということになるのです。

 

つまり、プレッシャーとリリースは単独で成立しているものではなく、一対として成立しているものなのです。

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