AM 9:30 Temperature 27.3℃ Humidity 67% 曇り September 1,’26(Tuesday)
今朝は、曇っていますが、雨はなさそうです。
馬場は、ベストコンディションです。
さて、今日は、馬のバランスについて、お話ししたいと思います。
馬はバランスの動物です。
日本で馬は、筋肉のシンボリックな動物のようにいわれていますが、実際は、筋肉力を極力使わないで動いている動物なのです。
馬の重心は、個体差はありますが、大凡第4肋骨にあるといわれています。18本ある肋骨の前から4番目の肋骨に重心があるので、バランスフォアなのです。
そして、首を伸縮し頭を上下させ、重心の移動を促すことで動いているのです。
馬の頭は、例えば、左上に上がって左前におり、右上に上がって右下に降りること繰り返して、重心移動をしています。従って、肢の筋肉運動をしないで動いているのです。
馬の頭は、上下動をしているように見えますが、8の字運動をしています。
この動きを、メアニカルムーヴメントいいます。
古代の人間は、このメカニズムを発見して、馬に乗るようになったといわれています。
人間が馬に乗ったとき、馬の動きをコントロールする術がないが、唯一頭の動きをコントロールすることで、動きをコントロールできることを発見して、人間が馬に乗るようになったといわれています。
しかし、このメカニカルムーヴメントは、惰性的運動なので制動性が良くないのです。
そこで、人間は、前駆を起揚させ重心を後方へ移行させて、筋肉運動を活発化させて、制動性を高めているのです。
筋肉運動は、馬の恣意的運動なので、制動性が高くなるのです。その反面、馬のメンタルに対してライダーが主導権を握らなくてはできないことなのです。
ブリティッシュ乗馬は、前駆を起揚させてバランスバック(重心を後方へ移行させる。)をさせ、馬の筋肉運動を活発化させています。
ウエスタン乗馬は、牛を追走するんで、ルーズレインで馬をコントロールしなくてはならないために、回転運動を多用させ後肢の踏み込みを深くさせて、筋肉運動を活発化させ制動性を高めているのです。
従って、ウエスタン乗馬の場合は、回転運動を多用して後肢の踏み込みを深くする段階で、同時にライダーが馬に対して主導権を握るようにしているのです。
従って、ブリティッシュ乗馬でも、バランスバックさせるとき、同時にライダーが馬に対して主導権を握っているのですが、日本のブリティッシュ乗馬界は、このことをあまり意識的にしていませんので、初心者の指導にこのことが加味されないのです。
ブリティッシュ乗馬の上級者は、無意識に馬に対して主導権を握ってしまっていますが、これを理解しているわけではないので、初心者への指導に活用されないのです。
日本乗馬界が、ブリティッシュウエスタンに関わらず、ライダーが馬を推進できることが一丁目一番地であることを知っているわけですから、その推進が、ライダーが馬に対して主導権を握ることにかかっていると理解すれば、日本の乗馬界は世界のレベルに負けない飛躍をすることができるのです。


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